ナ イ シ ョ バ ナ シ
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| 2007年08月09日(木) |
夏休み課題、原稿用紙4枚以内 |
私が○○大学の大学院を志望したのは、これからの医療の流れがどのように変わり、進んでいくかを見たい、学びたいという気持ちがあったからです。
私の母は調剤薬局を25年前から8店舗経営しています。そのうちの3店舗は広域病院前にあります。 このような環境下で、これからの薬剤師は医薬品にかかわる最先端の知識や予防医学とセルフメディケーションの重要性について、社会を啓蒙し指導できる人になりたいと思いました。 それを達成するためにも、医療の質の向上や人類の福祉への貢献を通して患者さまのQOLを高められる薬剤師にならなくてはいけないのだと思います。 私は母の経営する薬局の後継者となり、健康の情報発信基地として気軽に患者さまの頼りになれる薬局を、更に発展させてゆくことが、私の目標です。 以上のことから、私は大学院の臨床薬学コースを希望しました。
実際に大学院に入ると、感じることが多くありました。外来見学や回診、カンファレンス等では医師目線の病気のアプローチ、心のケアを垣間見ることができました。 病棟で患者の最も近しい存在として行動する看護師やそのカルテを見せていただくことでも、それぞれの立場のアプローチの仕方がある事を学び、どういう状況で薬剤師が必要とされるのかを考え始めました。 また、医学部の学生さんと一緒に患者さんを受け持つことで、お互いどういう点で協力し、補い合っていけるのかを学ぶことができました。
しかし一方で、医師から「患者さんの訴えを聞いて、薬剤師が薬を自由に処方できるようになるといいのにね。その方が適切な薬を選べるよね」といった言葉を聞きました。 薬剤師としての存在価値は何なのか、必要とされるにはどのような知識が必要でどれだけ追求していけるのか。といった問題解決能力や、 医療チームに参画する姿勢、貢献する為の知識の深さ・貪欲さが必要とされているのだ。と痛切に感じることもありました。 その中で自分はまだ未熟で、薬を的確な動作で調剤し適切な言葉で伝える。患者のニーズをいち早く汲み取って還元する、 患者さんにとって役に立つ必要な存在には成長していないと思いますし、医療スタッフの一員としても、知識・技術が明らかに足りず、現場での薬剤師としてのアプローチの仕方も弱いと思います。 だから後期は、いままで以上に様々なことに興味を持って探求して自信をつけたいですし、 知らないことも薬剤師として誇りがもてるくらい、勉強し学んでいかなければならないと思います。 薬局実習では実際に臨床現場で学んだ経験をいかして、薬剤師として自分がどのように貢献できるか、 高度医療に対応しつつ医師、看護師と協力して医療の向上を目指すためにも、病院と薬局がどのように協力し患者さんをサポートしていけるのかを考えて行動していきたいです。 薬剤部実習では患者さんに、心から必要とされる薬剤師像というものを常に考え、積極的に問題点を分析・解決し、患者さんのニーズに答えられるよう頑張りたいと思います。
最終的には自分が目指す、知識と教養を備え、何でも相談できるような、近しく頼もしい存在である薬剤師に、 また医療チームの一員として、チームがより結束し向上していくためにも、チームの潤滑油としての役割が果たせるような、薬剤師になれるよう努力していきたいと思います。 それから、健康発信基地としての薬局像を海外のデンマークやアメリカ、ドイツなどの現場を見ながら確立してゆくことが私の夢です。
同じことを繰り返してウザイくらいだけど、言いたいことは伝わってる?
理想は高いぜ。。
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