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diary of teo sylvania

2003年02月20日(木)

ランドセル

そろそろ、日本は小学校へ入学するための準備の季節である。

日本では、この時期になるとランドセルがよく売れ始める。

思えば、俺も小学校入学前に真っ黒なランドセル買ってもらった。

それを喜んで、わいわいいながら、まだ学校も始まっていないのに、それを背負って家の中で遊んでいた。

それを小学校卒業するまで使っていた。
よく考えればすごいことである。

同じ鞄を6年も使い通したのだ。
しかも、そのころは、小学生。
鞄を投げたり引きずったりぬらしたりは当たり前。
押しつぶしたり投げたりといろいろ。
教科書はプリントいっぱい入っていて、随時重い物が入っている状態だった。
残した嫌いな給食チーズパンをそのまま鞄の中に入れて腐らしたこともあった。

今考えれば、信じられないくらい荒っぽい扱いを毎日していたのだ。
しかし、そのランドセルは6年間使い通した。

あのランドセルの耐久性には改めて感嘆を覚える。
今持っている鞄も、それだけの耐久力があるかどうかは不明。それ以前にそんなに荒っぽく使おうにも使うときがない。

どちらにしろ、新品を買ってもらってはしゃぐもうすぐ新小学一年生。
ランドセルは、輝くつやと新品という美しさを持っている。
ランドセルたちは、その悪魔的扱いを受けることを予想しているのだろうか、、。

がんばれ、全国のランドセルたち。無事、6年間耐え抜いてくれ。



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hisa(nabe)

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