西方見聞録...マルコ

 

 

よその家の子は育つのが早い - 2005年12月02日(金)

 ハリーポッターの新作が封切られたので旧作がテレビの「金曜洋画劇場」とかでパンパン放映されている。第1作の「賢者の石」と第2作の「秘密の部屋」が今週一気に放映された。

で、観た。

 観ただけじゃなく1号さんの就寝時間(午後9時)以降も放映してたので2作ともビデオにとったところ、この週末、1号さんとおKさんが飽きずに繰り返し再生してハリーの冒険に魅入っている。

 ハリーポッターは3作目までマルコは本で読んでいた。また「賢者の石」は記念すべき1号さんの初映画鑑賞作品でもある。2人で八王子は南大沢のワーナー系の大変近代的な映画館で見たのだ。当時おKさんはこの世に生まれておらず、まだ1号さんは4歳になっていなかったと思う。クラスメートの大きいお姉さんがいる家の子がハリーポッターを観に行ったと聞いて「1号も行きたい〜」というので連れて行ってみたのだ。しかし3or4歳児にはゴシック系のセットは「おどろおどろしい雰囲気」でしかなく、そしてあまりにもよろしい音響に驚き、おびえ、映画の間中ずっとマルコにしがみついて非常におとなしく小刻みに震えていたのを憶えている。

 で、まあその彼女も現在は8歳になり、とってもこの映画を見るのに適当な年齢になっていたので非常にはまってご覧になる。

 映画の最後に新作のPRがあるので新作の映像や現在のハリーやハーマイオニー役の少年少女が出てきて何事か語るのだが、いや〜皆さん大きくなられましたな。1作目と2作目のギャップにも子どもたち、成長したなと思わされたが4作目は「初恋」も話題になるそうで、もうみんな1人前。すでに子役ではないでんな。

 でも新作の予告映像を見た限りではハーマイオニーの相手役はハリーじゃなくてロンなのかな?レイア姫がルークじゃなくってハン・ソロと恋愛したみたいに(最終的にレイアとルークは兄弟だったわけだけど)。

 まあとにかくアレだけ売れてるソフトになると本を読み損ねても映画の映像で筋を追えるし、その映像を映画館で見逃しても金曜洋画劇場でこうやってフォローしてくれる。避けて通るのが難しいくらいに生活にソフトが浸入してくる。ヒットって言うのはこういうことなんだな〜と作者のローリングスと日本での出版社の静山社のハリーポッター以後の飛躍を影ながら寿ぐ。

 ところで生涯で映画館に行ったことが2回しかないあめでおさんはハリーポッターのことを「ポンタの大冒険」と認識しており、子どもらがハリーの活躍に手に汗握っていると「ぽんたまもって」とツボイノリオ節を口ずさむ。はあ、この小猿の成長を16年見守ってきたけどこの子が一番育つのが遅いわ。


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