正確には明日が父の命日なんだけど、今日お坊さんに来てもらって一周忌と納骨をした。

仏壇の掛け軸に父の御霊が入っているというようなのが宗教的な解釈らしいけど、私的にはそこのある骨壺の中の骨が唯一現存する父。それを納めるということは、家内に父がいなくなるという感覚。

それで、前に買っておいたミニ骨壺に、骨を分けて入れて、自室に保管した。これでずっと、お父さんは家に居るのだと思える。

4か月前に、父が可愛がっていた犬が他界した。生前父が犬の骨を自分の骨と一緒に墓に入れてほしいといっていたので、お坊さんに聞いてみたが、だめだった。

今日、父の納骨が終わった後、夕方、犬の骨を砕いて家の前の畑に埋めた。この畑は、父が退職後に作った家庭菜園の畑。私のミニ骨壺に、犬の骨も入れ、畑に父の骨も少しだけ一緒に埋めた。

お墓に一緒に入れてあげることはできなかったけど、うちの畑と私のミニ骨壺には一緒に入れたから。