【復活!】ダイエットなDIARY
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2003年02月14日(金) 公園


バレンタイン?何だそりゃ?!

(イチゴタニ風)











つうことで、この日は例の講演会の司会で日本青年館へ行って来た。

日本青年館は千駄ヶ谷と信濃町の中間ぐらいにある。



千駄ヶ谷で電車を降りる。


行きかたが分からないので駅員に聞いたら「方向的には斜め向こうに見える高いビルの左手です」というなんともアバウトな回答。

ドラクエか? (現在位置:千駄ヶ谷駅改札)




ま、そのアバウトな情報を頼りにとりあえず目標のビルを目指して、進む。




そのビルに向かって直進する道はないが、無理やり斜め方向へ直進する。


なんかでかい体育館のような建物に上ってゆく。(現在位置:東京体育館)


その体育館の建物を迂回する形で、階段を下りる。


下には道がありそうだ。


道路を挟んだ向かいにはなんかでっかい競技場のようなものが見える。


正面には年季の入った5輪マークがついている。




「あ!これがオリンピックやったところか?」(現在位置:国立競技場前)





そんなアバウトな情報にもかかわらず日本青年館が見えてきた。


建物の前にはなんか公園というか広場があり、そのはるか向こうに見える茶色の建物が日本青年館だ。


広場の、道路を挟んだ向かいには「ホープ軒」があった。



それを見た途端、思い出したかのようにハラが減ってきたので、ダイエット中にもかかわらずラーメンを食う。(現在位置:ホープ軒)




油が浮きまくりのトンコツスープである。


650円。



ホープ軒を出ると、なにやら広場には人が集まっているようす。

屋台の店がいくつも出ていて、ビールやら焼きそばやらを売っている。


鉢巻をしたオッサンとかが集まりつつある。


なんだこりゃ?祭りでもあんのか?


しかも道路沿いには警官たちも集まりつつある。


なんだかものものしいゾ。 



しかし、この公園を越えなければ日本青年館にはたどり着けないので公園へ入ってみる。 
 

正面には巨大な特設ステージが設けられており、設営もカラフルだ。



なんかのイベントかと思いきや、「戦争反対」「有事立法反対」とか書いてある。




反戦デモだった。(現在位置:明治公園)





なんとか労働組合とか教職員組合とかの横断幕をつけワゴンなどが終結しつつある。



やば。



デモに巻き込まれないうちに、足早に公園を抜けた。







しかし、日本のデモって売店なんかが出ちゃうワケ?


ビールとか飲んぢゃうワケ?



テキヤとか来ちゃうワケなのか?


まるで縁日である。



確かに、公園内ですれ違った鉢巻をしたおっさんたちには、切迫感も緊張感も、ましてや悲壮感などまったく無いようだったが。





・・・所詮は人ごとなのだろうか。





無事に公園を抜け、やっと日本青年館の建物へたどり着く。(現在地:日本青年館)


しかし、そこは裏側らしい。


玄関を探してほとんど建物の周りを一周してしまう。





5時ごろ、日本青年館に入り、機材セットやら司会やら、そのあとのサイン会やらが終了すると夜の9時になっていた。


講師は、ダボス会議の司会をやっちゃうようなえらい人である。





終了後、誰もいなくなった国際ホールのロビーで缶コーヒーを自動販売機で買い、タバコを一服する。


壁には東京五輪のポスターが額に入れられて、飾られている。


キャプションによれば、「日本青年館は、東京オリンピックの際にプレスセンターとして世界に情報発信を行う場を提供しました」のだそうだ。


1964年。


オレさえ生まれる前である。






すべて終了して、ひとり建物を出る。


すっかり夜である。


広場を見ると、デモも終わっていた。




警官との衝突も無く、すぐ隣の建物にいてさえ気づかないほど、行儀のいいデモだったようだ。

そんなのやる意味あんのか?



公園はなんか盆踊りの終わった会場のような雰囲気に包まれていた。


屋台を片付けてる人とかが点在している。




ホープ軒の看板の電飾は切れていて「ホープ車」になっていた。




夜道を歩いて駅まで戻る。



2月の風は冷たい。





長々と電車に揺られ、酔っ払い同士のろれつの回らない会話をたっぷり聞かされて、家に着いたのは11時を過ぎていた。




これが今年のバレンタインデー。













しくしくしく・・・・


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