【復活!】ダイエットなDIARY
DiaryINDEXpastwill


2001年08月12日(日) 動物




実家には一才ほどの猫がいる。
もともと妹が飼っていたのであるが、出産育児になってしまったので、実家にいるのである。

白いメス猫である。
避妊手術は受けている。


妹は東京にいるので、その間はマンションの室内で飼っていた。
それが、半年ほど前から埼玉の実家にいる。


田舎なので自然がいっぱいである。
最初のうちはびびっていたらしいが、春頃から、外へ行くようになった。


室内にいる頃は、たまに家の中に迷い込んでくる虫を夢中で追いかけていたぐらいが、田舎は自然がいっぱいである。
今では毎日、トカゲを取ったり、もぐらをとったり、スズメをとったりで、田舎を満喫である。
ビバ!自然!
そう思っていることであろう。



しかし、自宅周辺はすでに野良猫の勢力地図が確立していた。
うちの猫はテリトリーの侵犯者である。

時々、他の猫に追いかけられて必死で逃げ帰ってくることがあった。
避妊手術をうけているので、さかりもない。
交尾も拒否するのであろう。
そうするとオス達にも受けがよくないようだ。


昨日は鼻の上、目と目の間にかなり深い傷を負って帰ってきた。
出血もしている。
回復のためにひたすら寝ている。


顔面が異常に腫れてきた。
アンパンマン状態である。

抗生物質はあったが、人間用である。

そこで動物病院へ連れて行った。


これが一苦労である。
外出用の檻のようなカゴへ入れ、車に乗せていくのであるが、泣き喚き続けだ。

昨日は夕方から豪雨だったので、車を止めて動物病院へ行く間にびっしょりである。

動物病院の待合室にはさまざまな動物がいる。
犬やおっきなネズミみたいなのや訳のわからない動物もいるので、うちの猫はさらにびびりまくりである。

やっと順番がきて診察台にのせると、不思議なもので、静かになった。
まな板のうえの鯉とはいうが、観念したのか。

キズは、おそらく他の猫のツメによるもので、さきほどの箇所に穴があいている。
顔が腫れているのは白血球が集まり、ばい菌と戦っているからだそうだ。
傷口を消毒し、抗生物質の注射をしてもらった。

化膿止めの飲み薬を出してくれた。
今日は注射をしたので、明日から飲ませてくれとのこと。


さて、一晩たって、薬が効いてきたのか、かなり腫れも引いてきた。
しかし、抗生物質を切らすといけないので、薬を飲ませる。

普通、動物は薬なんか飲まない。
しかも粉薬である。


そこでバターに薬を練りこんで舐めさせることにした。
ぜんぜん舐めない。

舐めないが、口の周りに塗ってやると、猫はふき取ることが出来ないので仕方なく舐め取っていた。
とてもイヤそうな顔である。
昨日から、猫的には、オレは悪者である。


ちょっとよくなると、もう外へ出たがっている。
玄関のところで、「出してよ〜。外へ出してってば〜」とないている。
しかし、当分、外へは出さないということが、昨夜の家族会議で決定している(笑)。



このまま化膿せずに治ることを祈る。
レトリックではなく、マジで祈っている。

そんな最近である。


とに |MAIL【ブログ版】ネット書店

My追加