【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年07月19日(木) 連続

と、いうわけで二日連続で飲みに行ったのである。


当然、帰りは川崎から埼玉のY町まで車で帰ってくる。
巷では明日は海の日で連休になるせいか、下りの高速の交通量が午前零時だというのに多かった。


「矢吹くんはさびしくないの?若者たちが、海や山へ青春を謳歌しているというのに?」



思わず『あしたのジョー』から、なつかしの名セリフが出てしまうあたり、やはり酒気おびどころではなく、飲酒運転だったのだろうか。



帰りながらコンビニに寄ってタバコとつまみと冷酒を買って来た。で、今、また飲んでいるのである。



昨日書きかけた引田テンコーの話である。
少女であった現・引田テンコーは、初代が病気のため代わりに炎の中からの脱出をやることになった。
初代は、少女に成功されてしまうと、誰でも出来るということになり、自分がこれまで築き上げてきた権威が崩壊する。
そこで、初代はこう頼んだ。



「失敗して死んでくれ」




あまりのことに断ると、今度は「炎の中に飛び込みたくな〜る」と催眠術をかけ始めたらしい(笑)。



まあ、ここまでくると悲喜劇であるが、心理学的にいうと、生存本能の方が強いから、自損行為は催眠術ではできないらしい。


ボタンを押すだけ、とかの間接的に自損行為にいたる行為なら催眠術でも達成できるらしいが、炎へ飛び込むというのはちょっとムリっぽい。

そうすると、現・テンコーの手記自体の信憑性が疑わしくなるのであるが。




今日の飲み会では、50歳で大学院へ入ってきた女性と話す機会があった。
なんと4児の母である。

子育てが一段落ついて、大学院へ来たのである。


今は充実しているらしい。


生涯教育というのは日本でも進みつつある。
それはとてもいいことである。

イギリスに留学中、やはり大学院生の平均年齢は高かった。
特にシングルマザーの人が多かったのが現代イギリスらしいところだ。
そういう人は、たまに子連れで大学へきていた。


服装のカジュアル化はとても進んでいるので、若い先生はGパンである。
生徒には、退職後大学院へ来たおじいさんとかいるので、そういう人はネクタイをしている。
そうすると、いったい誰が先生やらわからない状態だ。

ヒトラーの話をすると、生徒の中に、「その時にベルリンにいた」とかいう人なんかもいて、まさに歴史の証人である。


高齢者がクラスメイトにいると、当然、途中で亡くなってしまう人もいる。
そうすると、みんなで葬式に行ったりするのである。

それから、障害者の人もたくさんいて、基本的にあらゆる階段にはスロープがついているか、エレベーターが稼動している。
バリアフリーである。

言葉の不自由な人もたくさんいて、そういうひとは、口の形で言葉を理解するのである。
もちろん英語である。

その時は、まさにテキストどおりの発音や口型をしないと通じないのである。

子供をつれてきたり、葬式があったり、障害者がいたりと、まさに人生の縮図が大学で展開していた。

こういう状態はまだまだ日本では経験できないことのひとつである。

かつて大学は、俗世間とは隔絶した「象牙の塔(ivory tower)」と言われていたが、その状態が維持されているというのは、むしろ遅れているのかもしれない。




と、なんとなく深いような話を書いて、ここ数日ダイエットから遠ざかっている(笑)。


いや。簡単な筋トレはしている。









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