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■ 私の部屋という空間
単純作業って、わりと好き。 ただひたすら洗うとか、組み立てるとか、磨くとか。 頭の中が空っぽになるから、 ひたすら身体にまかせるのが、たぶん心地良いんだと思う。
今日は、鞄とかポーチとか化粧用のブラシとかアイシャドウチップとか、 洗えると思われるものはだいたい洗いまくった。 中性洗剤を溶かしたぬるま湯にずっと手をつけているので、 さすがにがざがざになってしまう。 ふだん手洗いの洗濯なんてそんなにマメにはしないから、 たまにやると、母のありがたみが身に沁みる。
それから、銀製品を久しぶりに磨いて。 ピカピカになったぶん、私の手は真っ黒になったけど、気分爽快。 メイク道具とかも大いにリストラして、 要るモノを絞ってみる。 それにしても、モノを減らすことの下手なヤツだと自分で思う。 あれもこれも…って、欲張りでスマートには生きられないんだよね。
昨日は昨日で、雑誌からなにから大量にモノを選別して捨てまくって、 ついでに床の拭き掃除もやってみた。 それなのに、なぜ部屋は綺麗に片付かないんだろう。 根本的に、本や漫画を捨てないと、片付くわけがないのよね…。
小中学校の頃って特に、気軽に自宅に友達を呼べないことが、 交友関係にヒビを入れる一因になったりするんだけど。 隠したいものがいっぱいありすぎて、 そう考えてゆくと、なにもない部屋でなければ、 誰も呼べない気がしてくるみたい。 乱雑さが、私にとっては使いやすい場合でも、 他人の目を意識するなら、もうぜーんぶNGになっちゃうんだ。 変なところ、完璧主義。
私にとっては、誰かの部屋に行くこと、ましてや泊まることって、 かなり特別なことなの。 自分がそれをすることの大変さを思うと、 プライバシーを開示してもらえているんだなって思うわけ。 でも、嫌いな相手でも簡単に家に上げてしまえる人もいるし、 なんとも思ってない、親しくさえない男の子を 突然泊めたりできる女の子もいるわけで。 “自分の部屋”っていう空間が、 どれだけ自分の心の領域と重なっているのか、 個人差があるからなんだろうなあ。
ともかく、モノを減らさないとねえ。 自宅通勤が原則になってしまったから、 この家に当分いるハメになりそうだけど、 いつどうなるかなんて誰にも分からないんだから、 モノは減らしておくべきよね。
2001年07月14日(土)
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