unsteady diary
riko



 自然体で


七夕。
夜、黒猫と外で戯れる。
警戒心の強い相手を、猫になりきって口説くのが面白い。
人間に向かい合うときより、
ずっと穏やかでいられる。
猫、飼いたいなあ。
引っ越してから10年、ずっと言ってるのに実現せず。
近所に喘息もちの子供たちがいたから、最初は飼えなかったのだけど、
そろそろいいんじゃないの〜?>母
そうしたら、黒猫もいいなあ。
ちなみに、その猫(こ)はジジみたいだった。
ついでにしゃべってくれたら面白いのに。



女の子モードが強くなってるとき、
逆にそういうのを意識的に避けてしまうとき、
必ず、なにかがある。

最近、やたらと女の子っぽい服やアクセサリーに目が行ってしまう。
そういうのは母の趣味で、私自身はそんなに好きじゃなかったはずが、
いまでは自分でも選んでいたりして。(汗)
そういうのが似合うタイプじゃないんだけどね。

ジーンズにTシャツというラフな格好をキリっと着こなせるような、
ハンサムな女性に憧れた時期もあった。
クールなシルバーのごついアクセサリーや時計を、
つけてみたくてたまらなかったこともあった。
でも、実際やってみると、なにかが違って…。
ごつかったり角張っていたりするものは
どうにも似合わなかった。
甘さのないテイストは、背伸びしてる気分だったし、
けっきょく自分は、クールなカッコイイ女性には向いてないと知った。

無理に努力する必要もなかったのかもしれない。
でも。
例えば、スカートばかり穿いてる自分って、変だとも思う。
似合うわけじゃないのに、それが自然体だなんて、
キモチワルイと思う。
(そんなに女の子でいたいのかな?)って。
別に、服装なんてただのラッピングに過ぎないけれど。
それでも、無意識をあらわしてる部分って、あると思うから。

そんなことを去年も悩んでいた。
でも、今年はちょっと開き直ってる。
だって、もうすぐ22になってしまうんだもん。
今年くらいしか着られないモノは、着ておこうって思う。
似合わなくても、
「女の子っぽいね」って言われても、
今年は気にしないで、着倒そうと思う。
どうせ、来年はもう、無難な服しか着られない身になるんだから。


2001年07月07日(土)
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