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昨日はテレビでアカデミー賞授賞式を見ました。
「ロード・オブ・ザ・リング」は ノミネート11部門すべて制覇という新記録を樹立。 発表されるたびに次々に受賞してゆく その瞬間を生で見たかった…。 でも生放送は平日の日中だったのですよね。 仕方ないので夜仕事から帰ってから アカデミー賞の「指輪」についてだけを 実況する某掲示板のログを読んで(^^;) 追体験してみました。 そして夜はWOWOWの字幕付再放送を見ました。 授賞式で一番感動したのは 主演女優賞を受賞したモデル出身の シャーリーズ・セロンのスピーチです。 「モンスター」という映画(日本未公開)で 同性愛者で殺人鬼の女性を演じました。 元の美貌が全く思い浮かばないぐらい 体重を増やしメイクを凝らして大熱演したそうです。 受賞の瞬間、セロンは 隣にいる恋人のスチュアート・タウンゼントと 母親のゲルダさんに思い切り しがみついてから壇上に上がると 「ありがとうありがとうありがとう…!」 と繰り返していました。 いろんな人に感謝の言葉を述べていましたが スチュアート・タウンゼントと 母親へ贈る言葉は一番最後。 「…そしてお母さん…わたしのために ほんとうに沢山の犠牲を払ってくれました」 と涙声になるあたりは見ているとつられて 泣けてしまいそうでした。 セロンは古い制度の残る南アメリカで育ち 母子は、アル中の父親に苦しめられていたそうです。 ある時悪酔いして帰ってきた父親は 戸口に鍵がかかっているのに逆上し 家の玄関からセロン母子のいる部屋まで 1つ1つピステルでドアを撃ちながら 入ってきたのだそうです。 最後のドアが開けられる時、彼が 「今度はお前たち二人を撃ってやる」 と言うのを聞いたセロンの母親は娘の危険を知り 猟銃で夫であるセロンの父親を撃ち殺しました。 その後、警察の長い取り調べの後 母親は正当防衛が認められて釈放されたのでした。 ―――――そんな事件があった後 彼女は、どんな想いや努力を積んで ハリウッドのスターになり幸せを掴んだのか このスピーチにどんな想いが込められて いるのだろう、と思うとすごく感動するのです。 話はそれるけど スチュワート・タウンゼントは 「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」で 美貌の吸血鬼レスタト役がとても似合ってました。 究極の美男美女カップルですよね〜。 また、彼は「ロード・オブ・ザ・リング」で アラゴルン役を演じることが決まって 途中まで参加していたものの 若すぎるという理由で降板になったそうです。 今年のアカデミー賞は 渡辺謙、「たそがれ清兵衛」 「ロスト・イン・トランスレーション」 と日本関連が多いですが わたしの注目は、日本勢の行く末ではなく ニュージーランド勢の行く末なのでした。 スタッフ・出演者・技術・主題等々 その映画に関わるもののすべてを称えられる 「作品賞」の部門を最後に見事勝ち取った ニュージーランド・チーム。 彼らが立ち上がって抱き合い 全員揃って壇上に上がる姿は壮観でした。 ちなみにアシスタントの女性と リヴ・タイラーに挟まれた ホビッツ4人のちぴっこぶりが 可愛らしかったです。 みんな168センチ前後だと思うのですが すごく背の高い女性に取り囲まれていたので ほんとうにホビットみたいに見えたのです。 サム役のショーン・アスティンは泣いているみたいでした。 これまでノミネートはされても 受賞は逃し、最後の最後での受賞。 ノミネート前後から 世論はもちろんアカデミー会員の中で 3作の大作を仕上げた「ロード…」に 最後に受賞させてあげようじゃないか という雰囲気が高まっている、と ニュースでは報じられていました。 そしてその通り、最後の最後で 受賞を獲得したことは この3本目の作品である「王の帰還」が ファイナルに相応しい出来だったから というのもさることながら まさにこの映画は3本で1つの作品 だったからではないかと思うのです。 3本目が終わって初めて 真に評価を与えられる作品なのだと。 だから、この作品賞は「ロード・オブ・ザ・リング」 3部作すべてに与えられた賞なのだと思います。 |
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