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髪は女の命
2004年01月15日(木)

今日髪を切りに行ったら
わたしの髪を
担当してくださっていた人から
来月で転勤になるんですと告げられました。
「…そうですか。残念です」
と言った後、その人に髪を
乾かしてもらっている間
残念で哀しい気持ちが込み上げ
涙を堪えている自分に少々驚きました。
いけない。こんな所で突然涙しては恥ずかしいぞ。
と思いつつも、これほどまでに
哀しくなっている自分にびっくりでした。

そもそもわたしは
髪の毛を切ってもらっている間は
とても無口だし、普段の生活でも
よっぽど親しくない限り
あんまり自分からは喋りません。
緊張魔だし、警戒心が強いこともあるけど
接する人に対して無関心なのかもしれません。
それなので、その人とも特にお喋りした訳でも
特別なやりとりがあった訳でもないのに。

そういう無口な態度のわたしは
大人しい人だとか、神経質そうな人だとか
真面目そうとか、話しかけにくそうな人だとか
気取ってる人、という風に見る人が多いと思うんです
(まぁ実際そうなのかもしれないですが)。
でもその担当の人は、わたしのことを
単にマイペースと捉えてくれたみたいでした。
佳良乃さんはなごみ系ですね
と言われたこともあったけど
気の置けない人以外で
そう言ってくれる人ってなかなかいません。
そうなんです。
わたしはヘンな人でもあり
普通の人でもあるんです。
口べたで気が回らないけど
気持ちはちゃんとあるんです。
それを分かって欲しいと同時に
自分というものを
率直に出すことに躊躇いがあるんです。
でも別に焦らないし、そんな自分でも
まぁいいかと思ったりもする
全然真面目じゃない
いいかげんな人でもあるのです。

そういえば去年の今頃だったか
わたしのことを癒し系と
言った人がいたけど
その人ともほとんど話してないのに
どうしてそう感じたのか不思議でした。

なぜなんだろう。
波長が合うのでしょうか。
または自分の意思で人の内側に
歩み寄ろうという姿勢を常に
持っているのでしょうか。

いずれにしても
それは、わたしのちょっと隠れてるけど
分かってくれると嬉しい部分なのです。
だからわたしはその人のことを
ほとんど知らないし滅多に会わなくても
居心地良く感じていたんでしょうね。
もちろんカットの腕前も気に入っていましたが。
わたしを引き継いで担当する人についても
そんなわたしの波長とあった人を選ぶように
苦心して考えてくださっているみたいで
それもまた本当に嬉しかったです。

髪の毛を乾かしてもらっている間
わたしはやっぱりそんなに話さなかったけど
口に出さなくても
わたしが涙をこらえるほど淋しく
残念な気持ちだと言うことを
この人は分かって
くださってると感じました。
わたしもその人の残念な気持ちと
気遣ってくださる気持ちを感じました。

というわけで、帰りのバスの中でも
少女漫画みたいにセンチメンタルな自分に
つっこみを入れつつ、涙を堪えて帰途についたのでした。



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