ビー玉日記
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2001年11月12日(月)  南国ハワイの旅(そのニ)11/12

さて、いよいよホノルル空港に到着。
現地時間12日朝7時過ぎ。12日がふりだしに戻ってしまった。
飛行機を降りるなり、パスポートチェック。
日本のパスポートを警察手帳、もしくは水戸黄門の印籠のようにかざすと「Good!!」とすんなり通されたが、機内で近くに座っていたインドネシア系の人は会社名とか根掘り葉掘り聞かれて止められていた。

やっぱり私はスチュワーデスに最後まで勘違いされていたらしく、(こっちもスチュワーデスが日本人か台湾人か区別がつかず、片言の英語でコミュニケーションを図っていたこともある)ビザがある人用の入国カードを渡されていたことが入国審査の段階で発覚。
親切なハワイの入国審査官がその場で記入個所を書き写してくれた。

外に出ると、そこは夏の朝。空はよく晴れている。
日本で着ていた上着はリュックサックの奥底に沈めて薄着でGO!!
とりあえずシャトルバスでワイキキのホテルに向かう。

早朝のためチェックインできないかと思ったが、10分で掃除をして部屋のキーをくれた。
6階の、角部屋。キッチン付き。
ツインルームになっていて、広い。
白い壁が清潔感があってよいね。
何しろ大きな窓が2つあるので、とても明るくて、それだけで大満足だった。
AMBASSADOR Hotel

さあて。
今日は何をする?
とにかく現地の旅行代理店に行くともらえるものがあるらしいので、行ってみる。
午後からのツアーがあるかと聞いたら、夜のショーとか夜景などのツアーしかないという。
ホテルにあったパンフレットのツアーに行ってみることにした。

電話で早速英会話である。(ここまで結構日本語を使う人が多かったのでほとんど英語を使っていない)
ノース・ショア行きは既に完売。残念。
では山に行くか。
「トレッキングシューズとか登山靴持ってる?」
「スニーカーならあるけど……」
「泥まみれとか汚くなるのを覚悟することね」
「はーい」
「2時にホテルの前にピックアップに行くから」

お昼にサンドイッチをかじって、ちょっと昼寝。
……迎えに来たツアーガイドからの電話で起こされる。
うわーっ!!

ツアーのメンバーは、20〜30代の男性ガイド1名。
新婚さん2組(1組はアルゼンチン、1組はアメリカのカップル)、アメリカ人の熟年夫婦1組。
ペアじゃないの私だけかー! イイモンネ。

ガイドさんの運転するバンで移動。
私は助手席。
強風の吹き抜ける高台で、初めて海を見下ろす。
おお、美しいー。

そして、ゴルフ場。え?
あ、トイレ休憩ね。
と思ったら、そこからちょっと移動しただけで車を置いていよいよ山登り開始。
やっぱりゴルフ場の中かい。

他に道あるんじゃん?
って思いつつ、わざわざ道なき道をいく。
ホント、ジャングルな感じ。
ジュラシックパークはこういうとこで撮影したんだって。
竹の杖なんか持って、山伏みたいだ。

山登りというから私はパーカーにジーンズと肌の露出を控えてきたが、他の人たちは半袖短パン。
そのくせ蚊の心配なんかしてる。
おいおい。
虫よけスプレーをかけておく。
私も足元と首筋にちょっともらう。
結局私は手の甲を2箇所刺されたが、気付いたら私の前を行く男性の白い足には赤い痕がいっぱい。
肉食の連中の方が血がウマイのかも?
彼があれだけ刺されてれば(見てるだけで痒かった)、私は大丈夫かもしれない、と勝手にホッとする。

日本の山とは明らかに様子が違う。
花の色がまず毒々しいくらい濃い。(ピンクとか赤とか)
南国特有の変な花が多い。
メジロ(ガイドさんが唯一知っていた日本語)以外の鳥は初めて見る鳥だった。
そこに生えていたグアバの実をちょっとかじったり、茱の実を食べたり。
花の蜜を吸ってみたり。シナモンの木の匂いを嗅いだり。
(興味は食べ物だけか、みたいな。)
そんなことをして、メインの滝まで行きつく。

ワイキキに帰る途中、アルゼンチン人の奥さん(メチャ美人)が本の話をしていて、何気なく聞いていたら「アルケミスト」という言葉が。
おおー、それ私日本語で読みました! とちょっと会話に参加する。(笑)
彼女も言ってたけど、とても不思議な感じ。

帰ってからは一人でホテルの1階にある「ケオス」というタイ料理の店でゴハン。
見せるとデザートがもらえる券を持っていたからだが、生春巻きと焼きソバを一人で食らうのはやりすぎ。
初日から食べ過ぎたー。


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