蹴文修記

2006年12月22日(金) ACL ドロー

ワールドカップのとき以来、わくわくして臨んだ抽選会。
テレビ中継も何もあるわけじゃなく、ネットで監視。

結果、川崎フロンターレはグループF。以下の相手と戦います。

グループF
F1 バンコクユニバーシティ(BANGKOK UNIVERSITY FC・タイ)
F2 川崎フロンターレ   (KAWASAKI FRONTALE・日本)
F3 アレマ・マラン    (PS.AREMA MALANG・インドネシア)
F4 全南ドラゴンズ    (CHUNNAM DRAGONS FC・韓国)

Fの2番って富士通だよね。少なくとも僕が書いていた略称は
F2だったので、縁起がいいのかな、なんて思ってしまう。
はっきり言って、相手のほどはよくわからない。
インドネシアのアレマ・マランは今年、参加が決まっていながら
出場をキャンセルしたという経緯の持ち主。来年はきちんと出る
のだろうかね?

タイのチームの弱体化により、近年の東アジアクラブチームは
韓国、中国が先を走り、日本が追いかける構図となっている。
今年から参加するオーストラリアのチームは、クラブW杯での
活躍?を見ると、それほど実力的には脅威ではない。
よって、来年度のアジアチャンピオンズリーグも、韓国、中国の
壁を日本勢が乗り越えられるかどうかが焦点となってくる。

そして同グループの全南ドラゴンズ、名前は聞いたことがあるが
観たことはない。大分と提携してるってから、聞きにいくか(笑)
Kリーグでの常勝チームではないことは確かだ。とは言え、今年
のガンバも、前年のマリノスも痛いところでやられている。
ジュビロだってアントラーズだって、エスパルスだって…。

その壁を越えてグループリーグを突破して、中東のチームと
トーナメントで戦うのが目標。全南とはホームで絶対に勝ち、
その他のチームには勝つことはもちろん、大量得点差で勝つこと
がグループリーグ突破の必要条件。

フロンターレの芸風として、調子に乗ったときの大量得点は
もうリーグ随一の自信を持っているはず。問題ない。
ただ、アウェーでの経験値が圧倒的に低いのが不安な点。
我那覇や憲剛でさえ、今年初めて海外での試合を経験したくらい
で、アジアでの戦いというと谷口が一番経験値が高いのでは。
ジュニーニョだってアジアでの試合経験がないはず。
まあ、彼にとっては日本も韓国も同じアジアなわけだが(笑)
外国チームとの試合も、PSMのボルトンだけだしなぁ。

韓国のチームと戦う時に参考としたい試合がある。
今年のA3、千葉×蔚山現代。
まだオシム色が強かったこのチームは、蔚山相手に走り勝ち、
試合を制し、韓国の選手を驚かせた。
今までアジアCLで日本を代表したチーム、ガンバ、マリノス、
アントラーズなどは、いわゆる王者チームだった。
悪い意味でのリアクションサッカー。

先にこちらから動き、相手を惑わせ、圧倒的な運動量とスピード
で試合を支配すれば、日本サッカーのいい点が生きてくる。
その戦いが出来るチームだと思うよ、川崎は。
マルコンが抜けた穴とか、過密日程を乗り越えるだけのサポート
メンバーとか、経験値の高いGKとか、補強すべきポイントは
たくさんあるけど、チームは当然、考えてくれていることでしょう。

浦和は王者のサッカーをして、川崎はチャレンジサッカーをして、
共にトーナメントに進みたいね。

それにしても、どこか、行きたいなぁ。
韓国は田舎らしいし、インドネシアもなんだか不便らしい。
するとタイか。バンコクなら大丈夫だろうか。自分で行くの。
ツアーはなんだか面倒で嫌だしね。

その他のグループは以下の通り。
グループDなんか中継してくれたら観るよね(笑)
浦和は上海との一騎打ちだね。

グループA
A1 アル・アラビ (AL ARABI SC・クウェート)
A2 アル・ワーダ (AL - WAHDA・UAE)
A3 アル・ラッヤン(AL - RAYYAN SC・カタール)
A4 アル・ザウラ (AL - ZAWRA'A SC・イラク)

グループB
B1 パクタコール     (PAKHTAKOR FC・ウズベキスタン)
B2 クウェートSC    (KUWAIT SC・クウェート)
B3 アル・ヒラル     (AL - HILAL・サウジアラビア)
B4 エステグラル・テヘラン(ESTEGHLAL TEHRAN・イラン)

グループC
C1 アル・カラメー  (AL KARAME SC・シリア)
C2 ネフチ・フェルガナ(NEFTCHI FERGANA・ウズベキスタン)
C3 アル・ナジャフ  (AL - NAJAF SC・イラク)
C4 アル・サッド   (AL - SADD SC・カタール)

グループD
D1 アル・アイン   (AL - AIN・UAE)
D2 アル・イッティハド(Al - ITTIHAD・シリア)
D3 セパハン     (FOOLAD MOBARAKE SEPAHAN・イラン)
D4 アル・シャバブ  (AL - SHABAB・サウジアラビア)

グループE
E1 浦和レッズ    (URAWA RED DIAMONDS・日本)
E2 シドニーFC   (SYDNEY FC・オーストラリア)
E3 上海申花     (SHANGHAI SHENHUA・中国)
E4 ペルシク・ケディリ(PERSIK KEDIRI・インドネシア)

グループG
G1 アデレードユナイテッド(ADELAIDE UNITED FC・オーストラリア)
G2 ドン・タム・ロン・アン(GACH DONG TAM LONG AN・ベトナム)
G3 全南ドラゴンズ    (SEONGNAM ILHWA FC・韓国)
G4 山東ルーネン     (SHANDONG LUNENG TAISHAN FC・中国)



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