蹴文修記

2006年05月21日(日) サッカーで話そう、その14

「サッカーで話そう!」

フットサルをする僕はよく、コパFC東京に参加する。

味の素スタジアムでのJリーグ開催前に、サポーターが集まり
フットサルを楽しむというもの。
老若男女、試合を観に来る人は誰でも参加できるため、
普通の個人参加フットサルとは違った雰囲気が楽しめる。

小学生からいい年したおっちゃん、ジーンズはいた女性まで、
色んな人とボールを蹴って遊ぶ。
シューズがない人は、フットサルコートで借りればいい。
そんな雰囲気が好きで、熱烈なFC東京サポーターでもないのに
味スタに行くときはよく参加してるのだ。

中には空気読めずに本気で蹴っちゃうひともいるんだけど。。。
でもリピーターが半分くらいいるから、すぐに
いつもの楽しい球蹴りが繰り広げられることになる。

去年来てた小学生が、ちょっと大きくなり、すごく上手になってたりする。
そんな姿を見るのも楽しい。
僕と2人でパス交換して、どんどん攻める。
それがまたいい場所取りをするんですよ。
普通は、大人が子どもに得点機会をプレゼントしたりするんだけど、
僕が逆に1点もらっちゃったり。。。

今の子どもって本当に上手だよね!
僕らが小学校のとき(いや、30年ほど前になりますが)には
信じられなかった動きをしたりするからね。

そしてたまたま同じチームになった初老の男性。
おっちゃんの参加も多いとはいえ、「老」という言葉を
使いたくなる人はめったに会わない。

同じチームになり自己紹介。
本人自ら年齢披露「58歳です」

一同驚愕。さすがの僕もびっくり!
氏はたまたまわけもわからず参加したのではなく、
サッカーを楽しみにしているとのこと。

休憩中に話を聞いた。
「いつもサッカーやっておられるんですか?」
「いや〜、チームはもう若いもんばっかりで…」
「チームっていつから続けてるんですか?」
「え〜っと、メキシコのワールドカップのとき」
「じゃあもう20年なんですか!?」
「そう、ワールドカップ見て、作ったんだよね」

同じように、僕も2002年W杯後、チームを作りました。
果たして20年続けられるだろうか?
そしたら僕は57歳くらい。
想像できない…。

でもいつまでも、サッカーで話せる人でいたい。
一緒にボール蹴って、コミュニケーションする。
年取って走れなくても、下手っぴでも、一生懸命、
楽しく蹴っていれば、気持は伝わってくる。
喋り下手だから、一緒にボール追いかけた方が、
お互いを理解しやすかったりする。

このブログタイトル、「サッカーで話そう!」を思いついた
エピソードでした。



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