蹴文修記

2006年05月09日(火) サッカーで話そう、その8

「キリン杯、ブルガリア戦」

このブログのテーマとは少し違うけど、
テレビで観たブルガリア戦の感想を。

試合自体は最低の結果でしたね。
最初の1分と最後の1分に失点し、その他の時間帯は
試合をほとんど支配していたものの、1点しか取れず。
ブルガリアからすれば、これ以上効率的な勝ち方はないわけですよ。

点を取られた場面は、DF陣の責任だけではないけれど、
先発メンバーを見た場合、守備陣はそのままW杯に行くと
思われるわけで、しっかりと最初から集中してほしかったですね。
試合開始直後にあんなフリーな相手を作っては……。

そして、気が抜けた?ときのGK川口の反応の悪さも気になります。
今年、所属チームのジュビロでもよく見られる光景です。
彼は、バンバンシュートを打たれ、セービングを繰り返すことによって
乗ってくるタイプです。大舞台に強いと言われる所以ですよね。
しかし、今日のように日本が試合を支配し、シュートも飛んでこない。
そんなときのメンタル面の切り替え?集中力の維持?には問題ありです。
いいときの川口なら、最後の場面は届いているはず。

試合終盤、「あ、今日ヨシカツ、ボールに触ってないなぁ、大丈夫かな?」
と心配していた矢先の失点。不運ではあったけれどね。
ヘディングでのバックパスが頭上を越え、目が覚めたと思ったんだけどな〜。

収穫はあまり見られなかったですね、このブルガリア戦。
加地の落ち着いたプレーが目を引いたくらいでしょうか。
W杯に連れていくFWの最終的な人選も、スコットランド戦に先送りですかね。

**

村井の怪我。

W杯メンバーの当落線上にいた村井。今日は積極的に攻め上がる場面が
多く、最後のアピールが最も感じられた選手でした。
個人的にちょっと見直したりしてたところ、なんでもないところの怪我。
ああいう怪我って、気持ちが入って調子がよくて、身体を動かしてしまうんだけど、
実はフィジカル的に疲れているときに起こるんですよね。

今回の試合、なぜ火曜日に行われたのか?
ほとんどの選手はGWの過酷な日程を戦い抜き、
そして代表へのアピールをしなきゃいけないところだった。
普通に、水曜、日曜で試合が組めなかったのか?
結局、2日前に試合をしたばかりの選手も投入せざるをえなくなった。

カレンダーばっかり見て、選手のことを考えていないのでは?
と疑ってしまう。

村井の怪我がそんなに重くないものであることを願ってます。



 < 過去  INDEX  未来 >


しゅう [HOMEPAGE]

My追加