むっちゃんの乱読日記

2002年09月19日(木) ベニアと合板

某市役所はものすごーーーーーーくうるさくて細かい。
法規改正直後は、ある係数で苦労させられた。
そして、今回は、
計算ソフトで計算できない部材の検討を要求された。
はっきりいって、計算する必要がないくらい余裕があるので、
するだけ無駄なんだけど、
出せって言われたら出すしかない。(涙)
で、まず本の解読から始まった。
途中で他の物件の連絡がいくつも入ってしまい、
解読するだけで午後7時までかかってしまった。
我ながら馬鹿すぎる。
そして、ようやく解読が終わって、
計算に係数を出そうとしたらば、
そこの物件の標準仕様があまりにも安全側すぎて、
その部材の係数が本に載ってなかった。(号泣)
例えば、そこは合板は
厚さ28mmのものを使用するけど、本には18mmまでしか載ってない。
合板は一応、厚い方が丈夫ということになっていて、
通常の物件では15mmぐらいのものを使うことが多い。
それに28mmって、ほぼ3センチっすよー。
そんな分厚い合板がこの世に存在するとは驚きだ。(無知すぎ)

蛇足だけど、合板ってのはベニア板と呼ばれているものと同じである。
では、ベニアとは何かというと、直訳すると単板である。
合板(ランバーっていうらしい)は単板の繊維方向(原料の木のね)が
交互になるように接着剤で貼り合わせた木質材料をいう。
こんなこと知っていても、日常生活でも、
今の仕事でも役に立たないんだけど、
教えてくれた学校の先生が泣くので忘れないようにしておこう。
とりあえず建築業界では合板と呼ぶけど、
ホームセンターなんかで買い物する時、
合板で通じるのかちょっと疑問。。。。。。
どっちと表示されて売られているのも見たことあるんだけど、
よりどちらが通じるのかはわかんないもんね。

ってなわけで、ようやく作業が終わった時には、
午後9時となっていた。
めったに使わない脳味噌を使ったので、
本当は今日からやらなければいけない仕事をサボって帰宅した。
絶対、今日始めたら、ろくなことにはならないし。
(脳味噌が疲労していると、ミスの可能性が異常にあがるもん)

読書は板東眞砂子「神祭」に浮気。
土着っぽい短編集で、もの悲しさがいい雰囲気。
まあ、長編のが好きなんだけど、
この人の短編は悪くないんだよね。
ストラウブのミスターXもほんの少し。
影って、影だよねえ。。。。。。
二重人格?


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