晴れたり 曇ったり
めぐみ



 男臭い

3日前久々に東京の部屋に戻ったわたしは
何らかの変化に気付く。

「ん?」
「いままでと・・・」
「何か」
「何かが違う」

そう!それは匂いだった。部屋の匂い。
独り暮らしをしていた時とは確実に違うものになっていた。
男の香りがするんだ。
って、不法侵入者が住みついていた訳でも
恋人がいた訳でもない!(←と言い切るわたしも空しいなぁ)
弟が留守番してくれていたのだ。御苦労!
この匂いの変化、わたしにとっては良かったのかもしれない。
ドアを開ける度に別れた彼氏の事を思い出していたからだ。
匂いに誘われて過去へ戻ることはしばしばだった。
さ〜新しい時間を歩もうではないか!>めぐみさん!



2001年08月03日(金)
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