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■ フランスでの結婚式 (PHOTO)
ずっと悪天候だったのが嘘の様に晴れ渡った。 なみちゃんの親友りょうちゃん(仮名)は 自分の結婚式がどしゃぶりだったので
「秘かに雨を願っていたのに。。。」
なんて憎まれ口をたたいて笑った。 本当は誰もが晴れて喜んでいない訳がないんだ。
11時にホテルに迎えに来てもらって なみちゃんの準備風景から写真に収めようと、 私のうろちょろうろちょろは始まった。 可愛い髪飾りをつけたなみちゃんは自分でお化粧していた。 こっちの人に頼むときついメイクになってしまうそうな。 そう言えば着物を着た時美容室で化粧してもらったら 顔だけ一人歩きしているような感じにされたなぁ。 どこもいっしょか?
カクテルパーティまで時間があるのでピザを取った。 洋服汚さないように!
バタバターーーー
なみちゃんは落ち着く間などない。 さっさと食べてドレスに着替える。 真っ白なドレスは半オートクチュール。 なみちゃんの体型にぴったり作られていた。 うぅん、めぐも買いたい! 日本でレンタルするくらいの値段なんだって。
「うぅぅん綺麗!!」
もうカメラを止めることはできない。
↓市役所↓へ車に分譲して出かけた。 ドレス持ちをする子供たちがもう待機していた。 お揃いの衣装で可愛らしい!

役所でサインをする
花婿→花嫁→立会人4人。 これで法的に2人は結ばれた。
おめでとう♪ 先週がパリ祭だったので今日は大賑わい!! 15分置きにサインをするカップルが現れるらしい。 じゃんじゃん、新婚さんが生まれる生まれる♪♪♪ まるで工場。
裏から出てお庭で記念撮影。 すでにフィルムは3本目に突入していた。 眩しい光を浴びて花嫁はさらに美しく輝いた。
教会に移動。

式は日本語と仏蘭西語で行われた。 神父の言葉を訳すのは大変だったことだろう。 お疲れ>やわらちゃん(仮名)!! 教会内はステンドグラスから差し込む柔らかい光だけなので、 自分でピントを合わせないといけないマイカメラでの撮影は不安でならなかった。
<式の流れ>(【略】後ほど!)
教会式が終わると鐘が鳴り響き幸せな2人が紙ふぶきを浴びて登場した。 赤、 青、 みどり・・・ 白いドレスに花が咲いた。
カクテル会場まで私達は歩いた。 以前住んでいたアパートの近くだった。 そこではなみちゃんの旦那様のパパ、なみちゃんのパパ、親友2名がスピーチした。 りょうちゃん、泣いている。 そしてめぐの目からも涙がこぼれた。。。 幸せななみちゃんを見て、めぐも幸せなのに涙がこぼれる。 祝いの席なのは分かっている。 でも、なみちゃんがフランス人になってしまったこと、 なみちゃんママの気持ち、未来の自分を考えたら複雑な心境に。 そう!無性に悲しくなる。 こういう心の変化を見せるのはフランス人には理解しがたい事のようで、
「はいはいはい!もうおしまい!」 「しめっぽくなるなぁ、も〜」
とば〜さまがパンパン♪と手をたたいた。 じ〜〜〜んと浸っている間もなく、軽快な生演奏が始まった。 これで良かったのかもしれない。。。うんうん。 シャンパンを片手に、おつまみパクパク! 会場は人でごったがえしていた。 いつ踊るのだろう?と眺めていたが誰一人として踊るものはいなかった。 フランス人って結構シャイらしい。
ホテルに戻るにはちょっと中途半端な時間帯にパーティーは終了。 どうしようかと思ったがトイレ位はよれるだろうとバタバタ撤退。 ワンピースを脱いだ。着替えて即集合場所へ。
宴はぶどう畑の広がる丘にポツンと建つレストランにて。 そこまではぞろぞろ列をなして進む。結婚式独特の行列。 この時だけはクラクションをピーピーパーパー鳴らしても誰にも文句は言われない。 ん?ワールドカップで優勝した時もそう言えばうるさかったなぁ。
何時に始まっただろう?
<メニュー>【略】
とゆっくりゆっくり運ばれ、 最後のデザートを食べ終わった頃には1時を回っていた。 隣の席の女性は食事の合間合間にうとうとと船をこいでいた。
「そろそろ」と帰ろうとする人がいたので 「車に乗せてくれないか?」と頼んだ。 ホテル着 朝の2時であった。
本日は本当におめでとうございました。 JE VOUS SOUHAITE BEAUCOUP DE BONHEUR!!
他の人たちはその後ダンスをしたそうな。 でも、踊っていたのは女の子だけだったとか? 彼らの帰宅時間は4時だった。
2001年07月21日(土)
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