空色の明日
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はい、今週も映画です。 「パンク侍、斬られて候」です。
キャストとクドカン脚本を目的に観に行きました。 石井岳龍監督って石井聰亙監督だったの!?知らんかった。
帰ってから気付いて納得だったわぁ。 あのキャスティングとか。 あの時代のかっこよかった人たちが そのまま今もかっこよくキャスティングされてる。 渋川清彦をあんなふうにかっこよく 絶妙の息遣いで撮れるのはあの人だよなぁ。
あのお猿があの人だったと予告編で知ってたのに 忘れてみていて最後にあぁ!!と膝を叩きました。 セリフはクドカンらしいやつです。 原作を読んでないので どこまでが原作の流れなのかわからないけど とにかく最後の「アナーキー・イン・ザ・UK」を かけちゃえば「すべてよし」になってしまう。 ピストルズの説得力だよなぁと苦笑い。
美術とか映像とかメイクとか美しいなと思う。 石井監督らしいなぁ。
そのくらいだなぁ。 もうクドカン慣れしすぎて、あまり笑えない自分が残念。 でもキャスティングはすごくよかった。 ピッタリすぎるくらいピッタリ。 若い人もベテランもすべて。豪華だった。 あと衣装の家紋がカメムシとかゲジゲジとか 人が嫌がりそうな虫ばっかりなのが面白かった。
ところで今日の12:15から尼崎で見たのですが 途中で座席がぐらぐら揺れはじめ 「あれ?これ人が揺らす感じじゃないな」と思ったら 地震だった。 あんなもんで済んでよかったけど。
予告で「食べる女」。早く見たい。
安藤みかげ
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