空色の明日
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2018年07月01日(日) ピストルズの威力

はい、今週も映画です。
「パンク侍、斬られて候」です。

キャストとクドカン脚本を目的に観に行きました。
石井岳龍監督って石井聰亙監督だったの!?知らんかった。

帰ってから気付いて納得だったわぁ。
あのキャスティングとか。
あの時代のかっこよかった人たちが
そのまま今もかっこよくキャスティングされてる。
渋川清彦をあんなふうにかっこよく
絶妙の息遣いで撮れるのはあの人だよなぁ。

あのお猿があの人だったと予告編で知ってたのに
忘れてみていて最後にあぁ!!と膝を叩きました。
セリフはクドカンらしいやつです。
原作を読んでないので
どこまでが原作の流れなのかわからないけど
とにかく最後の「アナーキー・イン・ザ・UK」を
かけちゃえば「すべてよし」になってしまう。
ピストルズの説得力だよなぁと苦笑い。

美術とか映像とかメイクとか美しいなと思う。
石井監督らしいなぁ。


そのくらいだなぁ。
もうクドカン慣れしすぎて、あまり笑えない自分が残念。
でもキャスティングはすごくよかった。
ピッタリすぎるくらいピッタリ。
若い人もベテランもすべて。豪華だった。
あと衣装の家紋がカメムシとかゲジゲジとか
人が嫌がりそうな虫ばっかりなのが面白かった。


ところで今日の12:15から尼崎で見たのですが
途中で座席がぐらぐら揺れはじめ
「あれ?これ人が揺らす感じじゃないな」と思ったら
地震だった。
あんなもんで済んでよかったけど。


予告で「食べる女」。早く見たい。


安藤みかげ