空色の明日
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2011年03月16日(水) バトン

着の身着のままで荒野に立ち
それでも互いに助け合って生きている人々をみて

16年前に同じような光景の中で
気づいたから今感じることがある。

差し伸べてくれる手のリアルな温度。
助けられた時に解き放たれる安堵の気持ち。


どんなに小さくても
思ってくれる気持ちが本当に嬉しかった。
16年前に受け取ったそんなバトンを
今あなたに渡す。

あの日あの場所にいなかったら
きっとそんなバトンの存在に
私も気づかず生きていたかもしれない。
だからこそあなたにバトンを渡す。
今がその時だ。

いつか復興してあなたが元気になって
そのバトンを次に渡せる時が来たら
きっとあなたの手の中に
バトンが握られてることに気づくでしょう。

誰かにもらった優しさは
次の誰かに渡せばいい。
みんなそうやって生きている。


安藤みかげ