空色の明日
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2002年06月03日(月) 枇杷

先日行った小豆島のお宿のすぐそばに、私のフラワーアレンジメントの先生の
田舎があって、先生から「よかったらちょっと寄っていって」と言われてたので
あつかましくもお邪魔させていただきました。

もう80になる叔父さま叔母さまがふたりっきりで広いお庭のあるお家で
老後を満喫なさっている。
お庭には植物園のようにいろんな種類の植物が育てられて四季折々に
次々と花や実をつけている。

叔母さまが「昔テレビで見た、フランスの富豪のマダムがお庭に
たくさんの果物を植えていてその庭を散歩しながら食べごろの実を
プチンともいで齧ってはその皮や種をプッと吐く姿に憧れたから」
と夫婦で、農薬を使わず(その代わり美しくはないけれど)
自然なお庭を広い土地で作っている。

お邪魔してひとしきりお話をしたら「じゃぁ、枇杷を採りに行きましょう」と
奥から大きなざるをもって私たちをお庭に案内してくれました。
林檎・ゆすら梅・いちじく・ラフランス・夏みかん、そしてなんと
パパイヤの温室まで!!!!!

枇杷もパパイヤの1本じゃなくいろんな種類の木があって
「この木は実が小さいけど甘い」とか「これは甘味が少ないからお酒に漬ける」
とか用途があって、それでもその木の初めは、食べた後に出たタネから
大きな木に何十年もかけて育てたそうです。

結局大きなスーパーのビニール袋いっぱいに枇杷をお土産に
持たせていただきました。

帰ってからあちこちわけても残ったのでワイン煮にして、マイブームの
ヨーグルトへ入れて食べています。
そして毎朝、その枇杷を見る度、温暖で優しい島の日差しを思い出すのでした。


安藤みかげ