空色の明日
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2002年01月24日(木) 小さなこと

家のテレビは見たい番組がない限りだいたいWOWOWがついてるんですが
またやってるんです、今、「バトルロワイアル」を。

また憂鬱というか不愉快な気分になってきました。
ちゃんと見てないのに。
たぶん音楽と効果音がダメなんだと思う。
もしかしたら音の中に何かを組みこんでるんじゃないかと思うくらい眩暈がします。

TVと言えば、この前めったに見ない「笑っていいとも 増刊号」を
久しぶりに見たらスガシカオさんが出てた。
あの飄々としたかんじがすごく好き。
っで、「怖い映画が嫌い」と言ってたのを見て「そうだよねー」とTVに返事をする。
なんで自分から怖いものを見るのかがわからない。
むしろ優しいものだけを見て暮らしたいくらいです。

っていうか、私は食べ物に食わず嫌いはないけど、映像とかは見ず嫌いが多い。
絶対見ないものは恐怖映画と時代劇。
恐怖映画は、単に怖がりだから。
有名なやつも含めて全く見ません。

それより時代劇をなんで見ないかなぁ。
NHK大河でさえ見ない。
歴史が苦手だからか、出演する役が多すぎて覚えられないのか、
私の前世は全て外国人で共感できる何かが欠落してるのか(笑)
(ただし、大正時代には妙に反応する何かがあるので、どうもそこには
何かある気がしてしかたない。)

私が好きなのは、ほんの2〜3日の間の出来事を心の動きまで深く
掘り下げてゆっくり進むものが多い。
だから歴史物みたいに一気に数十年とか数百年すっ飛ばしちゃうのなんて
なんか大雑把過ぎて苦手。

まぁ、そんな人だから何もないはずの毎日でもネタをいっぱい掘り起こして
日記書けるんだろうけどね(笑)
何時間もの出来事を上手くまとめて書くの苦手だし。
ほんの一瞬考えたこととか感じた事を流さずに拾い上げて書くのが好きです。
そういうのを読むのも好き。

でもそういうのって本当は日本人ってすごく得意だと思うんだけど。
だって、日本の作法なんてほとんどそういうものから生まれてるでしょ。
ものすごく細かいことについて、「軽く流さず丁寧に扱いましょう」みたいな。
昨日の雪の話じゃないけど。

そうやって生きてたら全然退屈なんてしてる暇ないのです。


安藤みかげ