空色の明日
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最近体調があまりよくないです。 さすがの私の体力もここまでかというかんじ。 野菜とかあっさりしたものばかり食べています。
今日仕事の後、お花修業に行きました。 行ったはいいけど、猛烈な交通渋滞に巻き込まれて 普段は30分で行けるところが1時間かかってしまう。 ただでさえ疲れてたのにそれでぐったりして、説明だけを聞いて 材料を貰い早引きしてしまいました。
帰り道、いつものコースを車で走ると、時刻がはやいからか いつもは閉まってるはずのお店がちらほら開いている。 (いつもは夜の10時前に帰るので) 実はその中で前からずっと気になっていた店があった。 それは蕎麦屋さんで、帰る時にはいつも閉まっていた。
周りはオフィス街。 もともと古道具屋だったところをそのまま使って蕎麦屋にしている。 今日その前を通ったら、まだ灯りがついている。 そういえば長いこと美味しいお蕎麦を食べてない。 今日はちょっとお蕎麦な気分だった。
思いきって車を停め、重い戸を開けてみた。 若い男の子が「どうぞ」と迎え入れてくれた。 一歩入ってわかりました。 なんて素敵なお店なんでしょう!!!! 本当に古道具屋そのまま。 お店に入る時には靴を脱ぎスリッパをはく。 閉店近くで、しかもこの忘年会シーズン、他にお客は一人もいない。 「こちらが暖かいのでどうぞ」と案内された席。 静かにジャズでクリスマスソングが流れている。 初めて来るのに懐かしくて、一人でもなんだか安心してしまった。
メニューは蕎麦だけ。 手打ちの細い細い蕎麦が好きで、そんな好みの蕎麦が出たら…と祈った。 なんせ、そんな蕎麦を食べるために今まで京都まで足を運んでたから。 こんな近所でそんな蕎麦が食べられたら幸せ…。
そして出てきた蕎麦は、まさに私の全てを満足させる好みの蕎麦だった。
仕事を終えたオーナーが店に出てきたので、おもわず 「こんなに近くにこんなに美味しいお蕎麦があったなんて! いつも前を通ってて気になってたんです。また必ず来ます」というと 真面目そうで、大人しそうな彼は、恥ずかしそうに、でも嬉しそうに 他にも予約すればコースで田舎料理なども出してくれることや 定休日のことを説明してくれ、店の名刺をくれた。 どうして蕎麦を打つ人はああいうシャイで真面目そうな人が多いんだろう。
居心地が良くて素敵なお店なんてそうそうみつけられるもんじゃない。 しかもたった一人で飛びこんだ店がそんなお店だったなんて 本当に運命を感じちゃいます。 こんどは田舎料理を食べたいです。 でも誰にも教えたくないくらいいいお店だから名前は書きません(笑)
安藤みかげ
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