空色の明日
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2001年11月23日(金) ルーツ

ちょっと前まで渋谷系サウンドとかってのが流行ってましたが
あれを初めて聴いた時「ああ、同じように育った人がとうとう
出てきたな」と思いました。

例に漏れず同じような音をやってたんですが、ちょうど私より
ちょっとだけお兄さん達世代がYMO全盛期で育った人達。

今日NHKのトップランナーに田中知之さんが出てて、
やはり同じようなルーツで「こんな人日本に一体何人ぐらい
いるんだろう」と思ってしまいました。
それくらいYMOってすごいレール引いたよなと思う。

シンセサイザーがまだまだ何百万もする時代で、しかたなく
みんなギターとかベースとかやってたんだけど
結局「こんなことやっててもやりたい音には辿り着けない」って
思い始めてて、そうしてるとパソコンが普及してきて、次々みんな
Macとか買って、そうしてるとシンセサイザーも安くていいものが
どんどん出てきて、やりたい音が家で、しかも1人で作れるようになっていく。

私も初めはギターとかベースとかドラムとかいるバンドを
やってたんですが、そのうちだんだん違うなって思ってる時に
完全打ち込みのバンドに勧誘されて、即加入。
キーボードとギターと私の3人でのライブなんか、ひどいもんです。
全然演奏しないんだもん(笑)
カラオケを作っておいてDATで流してそれに載せて気が向いたら
ちょっと演奏するけど、歌う私以外の2人ははっきりいって
踊ったりしてるだけ・・・。
所詮それだけのサウンドをステージで再生すること自体不可能なので
開き直ってやってたんですが。
だからライブってあんまり好きじゃなかった。

はじめの頃はすごい偏見あってバカにされてましたが
今ではそんなライブ当たり前になりましたね。
それもこれも全て渋谷系のみなさまががんばってくれたからでしょう。
何も汗かいてドラムとか叩かなくてもいいんです(笑)

こんなルーツで育った人たちのサウンドが盛りあがってるのも
もう少しできっと終わっちゃうんでしょうね。
そして私達はオールディーズファンになっちゃって、化石になっちゃって
アナログシンセを「お宝アイテム」なんて見せびらかして
そんな年寄りになっていくのでしょうか・・・(笑)


安藤みかげ