空色の明日
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2001年10月15日(月) 「嫌い」って言っちゃダメ

「嫌いって言っちゃダメ」と親によく言われた。
食べ物を指して「これ嫌い」と言うと、「『これ苦手』でしょ!」と
訂正させられていた。

「嫌い」は、もうそれ以上寄せ付けない強さをもっているけど
「苦手」は許す余地ありだからだと思う。

昨日の日記で「嫌いな人」を書いて、我ながら
「あぁ、本当に嫌いなんだな」と思った。
大抵嫌いになる前に、私から遠ざけていたのでそこまでに
至ることがなかったのだ。
だけどその人に関してはそういうわけにもいかなかった。
避けようがなかったからだ。
そして「嫌い」に至った。

でも考えてみれば、私は今まで苦手な人にはいつも
こっちから「苦手ビーム」を出して遠ざけていたわけで、
実はそれはある種の逃げというか、自己防衛だったのだと気付く。

今回やむを得ずその「苦手」と真正面から立ち向かわなくては
ならなくなって、まあイラつきながらもそれはそれで自分なりに
いろいろ考えたり出来たことはよかったと思う。
(こういう時、ちょっとだけ楽天的な性格で得したと思う)

まあ、でも少なくとも「人を嫌いな自分」というのもあんまり
素敵なモノではない。
陰陽師じゃないが、人が鬼になったりするというのはたぶん
こういう「嫌いパワー」が炸裂した時の状態なのだろう。
こういう時、また美輪さんの「生まれ変わり回数」について
自分の回数の少なさを実感してしまうのである。
もっと高い所から広い心で万人を許せるくらいの人になりたい。
まだまだあと何千回も生まれ変わらないと無理みたいだけど。


安藤みかげ