空色の明日
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以前大騒ぎして7掛けで買ったデロンギのエスプレッソマシンが 始めの1週間だけフル活用されてお蔵入りしてからもう半年近くたつ。
理由は簡単。とにかくめんどくさい。 フィルターでいれるやつはゴミの始末とか水の始末とかそういうのが 簡単になるようにと開発されたもの。
家でエスプレッソ飲みたいなんて人がこの手軽さを必要とするはずも なく、豆はこぼれるわ、掃除はめんどうだわ、なにもかも不便。
そんなヤツがやっと復活の糸口をみつけました。 そう、夏といえばアイスコーヒー。
アイツの特技、それは『濃いコーヒーをいれること』 アイスコーヒーといえば普通のコーヒーを倍の濃さで入れて 氷の上に注ぐというテクニックを必要とする。 それにはアイツの特技が有効活用されるわけです。 よかったね、粗大ゴミになりさがらなくて。
で、ひさしぶりにあいつに注水しようとしたら水をいれるところから 5ミリくらいの黄色いプラスチックの玉がコロンと出てきた。 「なんじゃこりゃ?」
我が家にはお子様もいないし空気銃を趣味とする同居人もいない。 外からそんなものが混入されるはずはなく、どう考えても マシンの中から出てきたとしか考えられない。
「そんなパーツあったっけ・・・」と取説の『各部の名称とはたらき』 というページをめくってみる。 そして私はそこにそいつの姿をみつけてしまった。 なんとそんなちっぽけなプラスチック玉にも名称とはたらきが!!!!! そこに書かれていた言葉に私はイタリアの魂をみてしまった。
「水量計・・・黄色い浮きが水量を示す。」
ば・・・バカじゃないの?イタリア人。
でっかい水のタンクに窓は小さい。 窓の反対側でこの水量計なるプラスチック玉がプカプカ浮いてたって こっちからは見えないのさ!!!
日本で6万近くするこの高価なコーヒーメーカーの水量計が こんななくなってもわからないようなプラスチック玉ひとつ。 それも水タンクにセットされてるわけじゃなく、コロンと放りこまれてる だけなんだよ! 転がってなくなったらこいつの水量を計るシステムはなくなっちゃうのよ。
これは日本人をバカにしてるのか、それともイタリア人は本当に 『いい加減な国民』なのか。 日本人の中でも『いい加減度ナンバー1』の大阪人も驚愕のこのシステム。 圧力を使うある意味危険なマシンだけに、いつこいつで爆死するかもしれない という恐怖感をさらにあおる発見をしてしまった水量計事件でした。
安藤みかげ
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