空色の明日
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2000年12月30日(土) 今年も幸せ

もうそろそろ今年を振り返ろうかな。
といってもですね、人生上なにか大きな事があった
わけでないのですが、それが私の本望でして
「何事もなく普段が続く」ことが1番の幸せ。
昨日見たドラマでそういうのを「小さくまとまってる」と
言ってましたが、天と地がひっくり返るような出来事に
遭遇した事のある人はたぶん「昨日と同じ今日」が
訪れる事の幸せをわかってくれると思います。

私は向上心とは別に「求める」ことはある意味不幸だと
思います。
求めるが故に常に欲望が満たされないからです。
煩悩をなくし無欲に生きる人が幸せなのはそういうことだと
思います。
「私は不幸だ」と言ってる人の大半は自分の欲望が満たされて
いないからそう思ってると思うのですが、その欲しているものが
本当に必要なものかというとそれはその人によってまちまちで
「あんなの他人から見れば全然不幸じゃない」っていうのは
そういう価値観の違いですね。

私はある時から「自分は不幸だ」と思うことをやめることにしました。
もちろんそう思うほどつらい事に出会ってないのかもしれませんが
不幸っていうのは往々にして人と比べて自分が劣っているから
不幸と考えるパターンが多いと思います。
隣の芝は青く見えるし、物事には基準がないのでとりあえず
隣より劣ってるかどうかで判断するのが手っ取り早いといえばそうです。
そんなふうに私も「不幸」を気軽に口にして自分を慰めていました。

でもある時、考えました。
他人の物差しを見るのをやめよう。
それは子供の頃から日曜に親が仕事をしていたりして常に
「よそは、よそ。うちはうち」と言われて来たからでしょうが
私は私の物差しでつらいと思ったことが不幸、楽しければ幸せ、
その方が物事にいちいち一喜一憂するような無駄なエネルギーを
使わなくても済むではないかと。
求めるのならそれは自分でとにかくやってみようと。
そして何かをする時に無理に目標を決めずその時に自分でベストだと
思えるだけのことをやればいいじゃないかと。
そうすれば不幸の要因はすべてクリアできるんじゃないかと。

それで今年もやっぱり私は一度も不幸という言葉を口にせず
1年を終えようとしています。
今年はこれをした、あれをしたではなくやりたいことをやれるだけ
やった。
そうやって今年も、安藤みかげという人間を1年分作り上げた
ということが今年の私の功績。
そうやって不平不満もなく幸せな顔でいる今日の自分が
私の作品以外の何物でもないと考えます。

そしてそんな私を愛してくれる大勢の人たちが、かけてくれた
言葉のひとつひとつが何より1番の収穫!!
誉めてくれた事、叱ってくれた事すべてが私の頭の中で
新しいパーツとなってまた次のものを生み出す。
形のないモノは永遠に形がないけれど壊れる事もなくずっと
ココで生き続けて行きます。

あ・・・今年を振り返るじゃなくなった(笑)


安藤みかげ