紫
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昔、よく食べた立ち食いうどん、を食べました。
ほぼ、1年ぶり。
休日になると、商店街まで母と買い物にでかけます。
出発する時間にもよりますが、たいていはどこかで昼ごはんを食べて帰ります。
母と私の好きなラーメンだったり、立ち食い蕎麦だったり、ときどきスパゲティだったり。
母が言いました。
「つるつるうどん、食べようか」
「うん」
商店街の入り口近くにある、つるつるうどん屋に入りました。
もう十何年も前から同じ場所で同じ味、同じメンツで店を切り盛りしている立ち食いうどん屋。
去年、父の葬儀の日に、茫然自失な母と私とふたり。
引き寄せられるように、ふらりと立ち寄ったうどん屋。
相変わらず、うどんはおいしくて、それでも、なんとなく口の奥からしょっぱい気持ちがこみあげてきて。
あぁ、この味。
この味は、父の葬儀のときの味になっちゃったんだな。
むしょうに、気持ちがむせび、やたらと「熱い熱い」を繰り返しながら、食べました。
私は、まだ、いろんな思いで、いっぱいです。
おやすみ。
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