紫
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百貨店が、月末大売出しをしていたので、母に刺身を買って帰りました。
いつもより500円ほど安く買えました。
まぐろにはまちに甘えびにぶりに……、あじ。
母が言いました。
「あじ、珍しいなぁ。めったにないよ、あじの刺身」
私は思いました。
ふぅん。あじの刺身か。あとで一つ、もらおう♪
「あじ、おいしいわ。おいしいおいしい。珍しいなぁ」
母が喜んで食べていました。
しばらくしてから、母はいつものように、私にも刺身を勧めてくれました。
「あんたも、食べたら? はまち」
え? はまち? それより珍しいあじを私も食べたい、と刺身の皿を見ると…。
あ、あ、あじが……。
あじの姿が見えません。
「……、あ………」
「あじ、食べたよ。全部。珍しいのに、残っているわけないやん」
「え………」
もともと、母に買ってきたものだから、どっちでもいいのだけど、あじ。
珍しいあじの刺身。
……………。
食べたかったっ!
おやすみ(涙)。
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