紫
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小学校に通う途中、車の通りの多い交差点がありました。
信号もあったので、とくに怖い、という印象はなかったけれど、それでも、毎朝、「みどりのおばさん」が立ってくれていて、小学生たちに「おはよう」「おはよう」と声をかけながら、誘導してくれていました。
私が低学年のときは、そのおばさんにあいさつをするのが普通でした。
集団登校だったため、先頭をあるく高学年の「班長」がおばさんに「おはようございます」というのをまねて、私たち低学年も「おはようございます」とあいさつ。
ちょっとさわやかな気分。
でも、いつしかみどりのおばさんはいなくなりました。
どうしたのかな?
私たちが高学年になり、班長になりました。
そして、その交差点には以前の人と違う「みどりのおばさん」がやってきました。
また、ちょっとさわやかな気分になれるのかな、と思ったけれど、誰もあいさつをしようとしません。
低学年の子たちは、いっさい何も言いません。
どうしてかな?
なんであいさつしないのかな?
そんな毎日が続いたあと、ふと気づきました。
私のあいさつする声が小さくて、私のうしろを歩く人たちまで聴こえないんだ!
翌日から、ちょっと大声でおばさんにあいさつ。
数日後には、班全員があいさつできるようになっていました。
そっか。
みんな、上級生を真似するんだな。
私もそうだったもんな。
そんな「学び」を得た小学校6年生。
きょうは「みどりのおばさん」の日だそうです。
最近は、あんまり見かけませんが、まだ交差点で立っている地区があるのかな?
おやすみ。
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