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2007年10月06日(土) 燕岳(つばくろ)岳へ

真っ暗な峠道をひたすらアクセルをふかしました。いきなり出てくる急カーブに、ひやひやしながら、やっと中房(なかぶさ)温泉に到着したのが朝5時過ぎ。一応、予定していた到着時刻でしたが、もう少し早く着くと思っていました。あの真っ暗な峠道に余分な時間がかかってしまった様子。イッキに疲れました。

覚悟していたとはいえ、登山者専用駐車場はどこもいっぱい。どうしよう……とおろおろしていると、同乗の2人も起きてきていっしょに探してくれました。ほっ。心強い。
それでもまったく見つからず、駅前まで下りて、そこからバスにしようかとも一瞬思いましたが、あの峠道を再び下りる気にはならず。いろいろと探し回った結果、たまたま会った奇特なご夫婦の協力もあり、登山者専用駐車場の番外編(?!)に車を停めることができました。それがどこかは秘密です。

真っ暗な峠道をくねくねと登ってきた疲れと、駐車場を探していろいろと悩んだ疲れが合体して、予定の出発時間を1時間ほど遅らせてもらい仮眠。今日は急登の連続。寝不足すぎてはいけません。

8時起床。
準備を整えて、軽く整備体操をして「燕(つばくろ)岳」の登山道に入りました。9時。ちょっと遅めのスタートです。

うわさに違わず、いきなりの急登に仲間のひとりが「えーーっ」と声を上げます。頂上に水場がないため、テントと水と食料とが詰め込まれたザックの重さは15キロ。私のテント泊の過去最高となりました。
燕岳の登山道には、ところどころに休憩スポットがあります。「第一ベンチ」「第二ベンチ」までは、約40分ごとに到着。予定していたタイムよりもちょっと早めでした。難関はここからです。

地図の等高線にちょっとおそれをなしながら登り始めた登山道は、私の想像をはるかに越えました。一歩一歩、足を前に進めるたびに息が切れ、段差の高いところでは足が上がらず背中のザックがずっしりとのしかかってきます。部活をしていたおかげで、運動しながらの息の整え方は心得ているため、よっぽどでないとめったに息が上がらない私。今回はその「よっぽど」の山道なのでした。
そして「富士見ベンチ」に到着。ちらりとですが、雲のすき間から富士山が見えました。あぁ、登ってきたんだな。
気力を回復し、最後の難所といわれる合戦小屋までの急登に入りました。さっきまで声が聞こえていたうしろの2人も無口。ひたすら無言で延々と続く山道をせっせと登りました。

樹木が途中、途切れたところで左手を見ると、山の向こうに先っぽのとんがった山が見え出しました。
………。槍、だ。

登山者の憧れの山、槍ヶ岳の山頂がひょっこり顔を出してくれました。しばらくその姿に見とれていると、うしろから来たふたりも到着。三人でしばし槍を見つめていました。そこから、登れば登るほどにどんどん姿を見せてくれる槍を横目に見ながら、次の休憩スポットを目指しました。
途中から聴こえてきた人のざわめきがだんだんと大きくなってきて、合戦小屋到着。やっと着いた、というのが率直な感想です。

ここは、荷揚げ用のケーブルで物資が運ばれてくるポイントになっていて、売店もあります。
売店横の屋根のあるテーブルを借りて昼食。きのうの晩に作ってくれた三色のおにぎりと、それからやはり定番の「塩ラーメン」。あぁ、この時間がやっぱり楽しい。
ほかのテーブルをのぞくと、カセットコンロを担いでの焼肉あり、パンとサラダのこじゃれたランチありのちょっとしたパーティーでした。ここは、ぜいたくランチをすることで有名なのでしょうか?

それほど長く休憩はとらず、山頂を目指します。
地図の等高線は比較的ゆるやか。ガイドブックの事前情報によると「ここから尾根に出て気持ちのいい山道」とのこと。稜線沿いを歩くのか〜、と高(たか)をくくっていたのが大間違い。
やはり山頂まで少し急でなくなったけれど、登りの連続です。
山小屋「燕山荘(えんざんそう)」が見え、あぁ、もう少しだ……というところで、最後の休憩。そこから3分ほどで山小屋に着きました。15時。計画していたコースタイムとしては、予定どおりです。

山頂アタックは明日の朝にして、テントを立てました。槍はすっかりその姿を惜しみなく私たちに見せてくれています。手前には大天井岳(おてんしょうだけ)へ続く稜線とその向こうには常念ヶ岳。富士山に甲斐駒、北岳、仙丈ヶ岳。槍の向こうに見える双六岳……。いえ、仙丈と思っていたけれど、あとであれは間ノ岳(あいのだけ)だということ、そして、双六岳と思っていたけれど、それは笠ヶ岳が見えていたということが判明。そんな遠くの山が見えるなんて思いもよりませんでした。私の読図。誤図ばかり……。

夕飯を食べ、夕焼け。3000メートル前後の山々を静かに赤く燃やす夕焼けに感動し、ちょっとテントでまったりしながら20時。それぞれのテントに戻りました。各自、寝心地がいいと思われる寝所をせっせと作り、おやすみなさい。
明日は5時起床です。


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