紫
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「吸引」の講義を受けました。
それは、やっぱり父の最後のときを思い出させました。
ほんのすこし、胸を詰まらせながら、あんまりにも自分がうまく吸引の流れをできないことを腹立てながら、そんな私に、周囲のみんなの屈託のない笑い声が、妙に心苦しくて。
そんなとき、隣にふと、友が立ちました。
ただ、偶然、隣にきてくれただけなのですが、なんとも心強くて、今にもあふれそうな涙をこらえることができました。
私は、いつまで、こうして、あのときの「決断」と「苦しみ」に、突如として襲われるのか。
「吸引」をしてもらっていたときの父は、意識がありました。
「咳をして」という母に促され、「ごほっ。ごほっ。」と痰を出していました。
いつまでたっても、こんな話でごめんなさい。
あのときのことで、思い出したことは、すべて、記録しておきたいのです。
いつか、私の役に立つように。
いつか、父の死に納得できるように。
おやすみ。
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