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2007年04月19日(木) 返事はいらない

父の初めての「月命日」でした。
昔、祖父が亡くなった日にちが来ると、祖母が「きょうは『おじいさんの日』と言って、ふだんとは違ったお供えをしていたことを思い出しました。

日が経てば経つにつれて、父の死に納得できない思いが強くなります。
それでも、やはり「訴訟」という行動には踏み切れません。
私に配偶者がいればまだ手続きなど少しは楽なのだろうけど、あいにく、独身を通してきた私には、そんな都合のいい存在はありません。
いつも強がってばかりいるけれど、ホントは、臆病者の意気地なしで、だれか他人への依存度がかなり強い私。
どうしようもないですね。

月命日だからといって、特別に何かするわけではありません。
買い手のついた父のお気に入りだった車に乗って、母と買い物にでかけました。
もう、これで母とこの車に乗るのは、最後かもしれません。
母もあきらめがついたようで、買い手があったことに喜んでいる様子。

毎日のように思い出すことがあります。
抑制帯つきの車椅子に一生懸命に座る父。
「しんどい?」の問いに首を振る父。
院内でうつされたインフルエンザに苦しみ、一生懸命に、呼吸を続ける父。
そして、病室を訪れるナースの、まるで「死」を予測しているかのような態度。
そして、言葉を亡くした父に「お父さん……」と語りかけた母の姿。

そんなことを、思い出しながら、きょう、1日が、過ぎました。

父に聞きたいです。

いつ、「死」を予測しましたか?
「しんどい?」の問いに、首を横に振ったときですか?
私たちの声は、いつまで聞こえましたか?
人工呼吸をしてでも、もっと、生きたかった、ですか?

………。
もうすぐ、四十九日です。

おやすみ。


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