紫
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きょうは、満月でした。
でも、月は見ませんでした。
見なかったけれど、つい、百人一首で有名なこの和歌を思い出しました。
月見みれば、
ちぢに物こそ
かなしけれ
我が身みひとつの
秋にはあらねど
大江千里(おおえのちさと)
(秋の月を見ていると、いろんな思いが押し寄せてきて、むしょうに切なくなる。秋は、私だけにやってきたわけではないのにね)
恋の歌です。
会いたいけど会えない恋人のことを想って詠んだ歌なんだろうな……と感じます。
古人(いにしへびと)の詠む歌が、現代を生きる私たちにもなんとも相通じるものがあるのは、和歌が「心の声」を詠(うた)っているからなのでしょう。
なんだか、再び「短歌」を詠んでみようかな、と思えた夜でした。
満月は見なかったんだけどね。
おやすみ。
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