紫
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大台ケ原が、こんなに美しい場所だって思いませんでした。
大台ケ原の最高峰1690メートルの日出ヶ岳の山頂は、やはり紺に近い青色をしていて、ときどき宇宙を彷彿させました。
立ち枯れの木。
それから低い笹。
それが大台ケ原だと思っていたけれど。
本当は、30年ほど前までは、うっそうとした原生林だったとか。
台風で木々が倒れ、笹が茂り、鹿が繁殖し、そして人の踏圧で、今のような立ち枯れの景色になったそうです。
その説明を読むまでは、キレイだなぁ……とのんきに思っていたけれど、それからは、なんとなく立ち枯れの木が白骨のように見えてしまいました。
それでも、命ははぐくまれているようで、枯れ木の根元からがんばって新しい芽を出している木々がありました。
夜。
頭上に広がる満点の星空を眺めながら思いました。
「災害」だとか「鹿の害」だとかいうけれど、ホントは「人の害」がいちばんひどいのだろうってこと。
「自然を守ろう」とは言っているけれど、何がホントの「自然」なのかわからないな、ってこと。
それでも。
この天の川の広がる星空を眺めて「きれいだねー」と言い合える仲間といっしょにいられることが、いつまでも「私の自然」でありますように。
そんなことを願った夜でした。
おやすみ。
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