紫
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兄の勤めていた会社が、年末に倒産していたそうです。
詳しくは知りませんが、せっかくがんばって働いていたのに、かわいそうだなぁ、と同時に、今は何をしているのだろう、とちょっと心配。
子どものころから、頭の良すぎた兄でした。
誇張した言い方をするならば、「天才」だったように、妹ながらに思います。
兄とは逆に、小学校のころは私はテストで「0点」に近い点数を、何度も取ってきたことがあります。
勉強のできない私にけっして「勉強しろ」とは言わない母でしたが、0点に近い答案用紙を見たときは、ちょっと残念そうな顔をしていました。
そんな母を見るのがいやで、小学校4年の夏休みに猛勉強をした覚えがあります。
猛勉強といっても、塾に通うでもなく、参考書を買うでもなく、しかも、机に向かうでもなく、ただ教科書を「読む」のです。
言わば、「予習・復習」です。
もともと勉強はできないので、理解しようなんて思いません。
ただ、出てくる「文字」に慣れてみよう、と思ったのでした。
その小さな努力の甲斐あってか、2学期から、成績は少しずつよくなりました。
それでも、兄の成績表にはまったく追いつきません。
私の「内緒の努力」を知っていた兄は、いつしか私に「歴史」の話を聞かせてくれるようになりました。
歴史の話で言えば、第二次世界大戦の話とか、坂本竜馬の話、織田信長や徳川家康の話、世界史でいえば、アキレスの話、ギリシャ神話などなど。
ときには、歴史の話から転じて、映画の話で盛り上がりました。
そのことは、成績には反映されませんでしたが、私は今も歴史のロマンに感動することができるし、映画を観ると、「この映画は兄はどんな感想をもつかな」などと考えます。
私に大きく影響を与えている兄。
また、やりがいのある仕事を見つけてくれることを願っています。
おやすみ。
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