紫
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ジャズの生演奏を聴いたのは、26歳くらいのときだったでしょうか。
友に連れられて行った六本木の「ピットイン」。
奏者と友が知り合いだったため、「身内」の席に座らせてもらいました。
身内同士の歓談のあと、演奏が始まります。
それまで、お酒を飲みながら、笑い話をたくさんしていたのに、いざスポットライトを浴びると、今までとぜんぜん違うドラマーの姿がそこにありました。
そして、演奏。
ジャズを知らない私の耳に入ってきた曲は、「枯葉」でした。
「夏でも『枯葉』を弾くのよ」
と、そこにいた「身内」のひとりが耳打ちしてくれました。
それがとてもうれしくて。
その日から、ひとりで六本木にジャズを聴きに行くようになりました。
今も、「枯葉」を聴くと、当時のことを思い出します。
ただ、当時の私は、ジャズを聴きに行く、というよりも、「六本木にジャズを聴きに行く」というシチュエーションに酔っていた感も、ややあります。
ただ、あのとき、ジャズに出会っていて、よかったな、と、きょう、ジャズを聴きながら思いました。
おやすみ。
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