紫
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仕事帰り、ふらりとラーメン屋に入りました。
疲れていたのと、自分で作って食べる気力がなかったのと。
それと、「ひとり」になりたくなかったのと。
生ビールと「バターラーメン」を頼みました。
ラーメン屋の店主であるお父さんと野球をしている高校1年生の息子の会話に聞き入りました。
どうやら、明日は野球の試合の様子。
「明日、6時半に家を出るねん」
「そうか」
「朝ごはん、食べるで」
「朝ごはんなんか、食わんでもいい」
「朝ごはん、食べないと、昼までもたへんで」
「腹が減っているからこそ、次に食べるメシがうまいんや」
……。
確かにうまいとは思いますが、朝ごはんはしっかり食べないと…。
「なんでやねん! 朝ごはんは食べろって家庭科の授業でも言ってたで!」
「毎日、4〜5食も食ってるんやから、朝飯くらい食うな」
「う………」
黙りこくってしまった息子。
さらに追い討ちをかけるように、またお父さん。
「俺がメシ屋なんかしていなかったら、お前に4〜5食も食わさん」
おかしくて吹き出してしまうのを必死にこらえながら、ラーメンをすすりました。
きっと、なんだかんだといっていても、明日の朝6時には、野球の試合に行く息子のために、朝ごはんが用意されているのでしょう。
あたたかーい気持ちになって、帰ることができました。
おやすみ。
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