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2004年01月23日(金)

学生時代に住んでいた部屋は、北向きの寒い部屋でした。
朝、目が覚めて、前の住人が残していった温度計を見ると、4度、というときがありました。
まだ、太陽のあたっている外のほうが暖かかったような気がします。

冬の初めに、母が送ってくれたこたつと、父が買ってくれた電気ストーブをいっしょにつけると、電気のブレーカーが落ちてしまいます。
だから、カセットコンロをこたつの上において、つねにお湯を沸かしつづけながら、部屋を温めました。
部屋にカーテンもなく、すきま風がすーすーと入ってきたその部屋は、どうがんばってもそのときは12度くらいまでしか温まりませんでした。
それでも私は、その寒さを楽しんでいました。

大学に入りたてのころ、ある先輩が教えてくれました。

「夏の暑さはどうにもならないけれど、冬の寒さはいくらでも『暖』はとれる。たくさん着込めばいいんだよ」

その言葉のとおり、私は冬になったらたくさんたくさん着込んで、電気代やガス代を節約。
体内からも温めようと、沸いたお湯でお茶を入れて飲んでいました。
今から考えたら、電気・ガス・水道代だけで1月2000円にも満たなかったのですが。


つい先日、ふと温度計を見ると、6度。
すぐにガスファンヒーターをつけて、10分もすると13度まで上がりました。

たまには、昔を思い出して、着込み戦法で暖をとろうかな。
なーんてことは、微塵だに思いません。
私にとって暖かさは、ちょっと大きめの「小さなシアワセ」のひとつ、です。


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