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2003年12月08日(月) 古きよき

23歳の今ごろ、私は「忘年会の幹事」という大役に、悩まされていたころです。
最初に入った会社では、とにかく新人がありとあらゆる雑用をこなします。
イベントの「幹事」もその一つ。

幹事慣れしていない私は、店を決めるのも日程を調整するのにも四苦八苦。

「新人に幹事をさせるなんて、なんて古めかしい体質!」

と沖縄出身の同期に愚痴をこぼしたことがあります。
すると、その同期曰く、

「きっと社会人教育の一貫だと思うよ」

「教育…?」

そのときは意味がわかりませんでしたが、ずっとあとになってわかりました。
幹事の仕事をすることによって、人への気の使い方や集団の連絡のまわし方、人前でのあいさつの仕方など、会の進行方法などいろんなことを学びました。
それは、「宴会」の席だけでなく、その後、実際に仕事をしているときにもおおいに役立ちました。

いざというときにあわてないための1年目の「雑用」。
雑用=仕事、だったんだな、と。

結局、その年の忘年会は、困ったころに先輩がアドバイスをくれたり、段取りを教えてくれたりして、楽しい会になりました。
きっと今までもこうして先輩から後輩に、社会人としてのいろんな段取りが受け継がれてきたのでしょう。

立派な社会人になっているかどうかは別として、あの会社で「社会人たるもの」を教えてもらってよかった、と思います。

古きよきものを大切にしていたあの会社。
今はどんな雰囲気なのでしょうね。


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