椰子の実日記【JOYWOW】
2007年12月25日(火)
尊敬おく能わざる先生

新幹線に乗り込み、いきなり一人の紳士の座っている姿 が目に飛び込んできた。
評論家の内橋克人さんだ。内橋氏の著作
『尊敬おく能わざる企業』(→)
を読んで感激し、当時広島で長く塩漬けにされて腐って いた頃でもあり、手紙を出した。 この本は、91年の段階で、コンビニの鮮度維持のための 頻繁な配送による大気汚染などを指摘していて、斬新な 視点を勉強させていただいたものだ。そして何より、 「社員を大切にしない企業はダメ」という主旨が 響いた。ぼくは当時、大切にされていない感が強かった からである(今から思えば若気の至り、赤面だが)。
何と! 返信がきた! 広島の自宅に、高名な評論家からの 直筆手紙がきたことに、そしてその内容の心温まる励ましに、 ぼくは大感激した。それ以降、年賀状を差し上げていたの だが、いつかふっつりと途絶えてしまった。
つい最近も、NHK『ワーキングプア�供戮任�元気な姿、 変わらぬ気骨を拝見したところだ。
その大先生が、ぼくのほんの近くの席に座っておられる。 車両のデッキにある新幹線時刻表を見るふりをして、先生 の様子をうかがいに行ったり、そわそわしてしまった。
ただ、お声をかけることはどうしてもできなかった。 畏れ多かったのだ。
*写真は江ノ島
尊敬おく能(あた)わざる先生。いつまでもその反骨精神を 勉強させていただきます!
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