株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2007年08月26日(日)


急ごう

ぼくのよく知らない人が知らない出版社から出して
いる『スピリチュアリズム』という本をJR品川駅
の書店で発見、立ち読みした。買うまでもないと
判断したのだが、誠にお粗末な内容で、要するに
著者は江原さんが大嫌いなのである。
タイトルは『私はなぜ江原啓之とオーラの泉が
キライか』としたほうが売れるのではないかと
他人事ながら、思う。それにしてもfactsのとらえ
かた、その検証、だれか校正しなかったのか。
間違いだらけである。

仮にもスピリチュアリズムと銘打つ限りは
その道の泰斗、近藤千雄先生いうところの
スピリチュアリズム三大資産、

『シルバーバーチの霊訓』、モーゼス『霊訓』、
オーエン『ベールの彼方の生活』

を熟読し、世界史の史実と共に検証しつつ、
かつ、世界宗教史も押さえてから論じなければ
空疎な、印象批評に止まるのである。
さらに、一つの大きな流れになった、ヴィッキー・
ウォールを祖とするオーラソーマ、気功、代替
療法、東西医学(東洋医学と西洋医学の融合)、
などにも目配りが必要だ。
ひょっとすると江原さんの著作すらまともに読んでいず、
オーラの泉をただ見ているくらいなのかもしれない。

ぼくが未だスピリチュアリズムの解説に着手できない
のもここに理由があるのであって、それはともかく
として、スピリチュリズムの本質は選易ではなく選難
にあるのであり、たしかにフワフワしたスピ好きの
人たちがいるにせよ、害があるとは思えない。
それより、現実に世界には飢餓、戦争、環境破壊、
そして物質的に富んだ先進国に顕著にみられる
精神の荒廃のほうが重要であり、スピリチュアリズム
はそのレベルで論じなければ的を射ることはできないのだ。

スピリチュアリズムについての本を書く準備を
急がなければ、と痛感した出来事でした。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW