株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2007年07月16日(月)


風に吹かれて波乗りゴッキー

朝型のぼくにとって、寝る直前はようやくベッドに
行ける、という至福のゆるゆるタイムである。
昨夜も、書き下ろし脱稿という一つの区切りを
越えた安堵感と共に、だらーーーっ、と階段を
上がったのである。あとは寝るだけ。なんという
甘美な響きなんだろう。ト、

「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

という家人の叫び。こういうときの理由ははっきり
していて、オバケが出ても彼女はここまで叫ばない。
おそらくゴキブリだろうと思って家人の部屋に入ると
パソコンの前で沈思黙考しているゴッキー君がいた。

「落ち着いて。そのままで(ゴッキーの動きを)
見ていて」

「あとは寝るだけ」おやじから「湾岸特別救助隊」
へと変身したぼくは上がったばかりの階段をまた
逆戻り、「氷殺」が謳い文句の殺虫スプレーを
持ってきた。ところが、この、零下40℃の冷却空間を
人為的に作り出して殺す、というスプレー、あまり
アテにならんのである。

既にガレージで試していて、そこではっきりしたのは
「他地区はわからないが少なくとも葉山の元気な蚊には
効かない」というトホホな結果であった。

ゴッキーではどうか。

スプレーすると、猛烈なジェット空気がゴッキーに襲いかかる。
ところが、風圧が強いため、ゴッキーはまるでサーフィン
するように、その風に乗ってしまうのである。
殺虫成分が入っていないので、ゴッキーも戸惑っている。

「はぁ?」

という感じ。

代々引き継がれた「殺虫成分に対する傾向と対策」が
効かず、ゴッキーとしても拍子抜けの様子だ。

スプレーshyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
ひょい、と、風に乗る

スプレーshyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
のってけのってけのってけサーフィン(古)

ということで、風に吹かれて波乗りゴッキーはとっても
元気なのであった。

ラチがあかないので、ゴッキーが油断しているところを
ぼくが紙でくるんで、つかまえ、終わり。

通常なら庭に逃がしてやるところを、もう、眠いのと
面倒臭かったので、ゴミ袋に入れ、口をしっかり結んで
おいた。

朝そのゴミ袋を生ゴミの日なので出そうとしたら、
昨夜の波乗りゴッキーは元気にピンピンしていて、
袋越しにぼくを見て挑戦的な視線を投げた。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW