椰子の実日記【JOYWOW】
2007年06月28日(木)
あったりまえが通用しない世界
本の締め切りがあり、コンサルティングがあり、 花火大会があり、昼寝もしなければならないので、 時間が圧倒的に不足しているため、メルマガ(Surfin'、 楽ちん)になかなかたどり着けない。このままいくと いつまでも発行できないので、この日記の中で、 マーケティング関係のものはSurfin'へ、 生活・ゆるみ関係のものは楽ちんへ 転載することにします。ダブって読んでしまう 人もいらっしゃるかと思いますが、そこはお許し ください。
Surfin'、今年で12年目なんだけど、やはり久しぶりに 書くとなると「論文」になってしまい、「論文」を 書こうとすると構えてしまって、却って読者に迷惑(笑) をかけます。サクッと書くようにします。
ということで、今日はマーケティングネタ。
米国のヨガのブームが衰えるところを知らず、 むしろ絶好調で、年間30億ドルビジネスに成長 した由。話はここから。 さすが米国、と思うのは、そのヨガで、著作権獲得や 特許申請が相次いでいるらしい。 米特許商標庁によれば、2007年4月までに認可した ヨガに関する知的所有権は、著作権が150、ヨガ器具特許 が134、登録商標が2,315件にのぼる。
アホちゃうか。
へたにヨガのポーズをとると、pipipi、と笛を 吹かれ、「ちょっとそこのキミ、そのポーズは わしが権利を有するものである。よって、一回 につき10ドル払ってくれたまえ。You know」 と言われかねない。
違うだろう、と言いたい。
知的所有権は重要だ。しかし、行き過ぎはヤボであり、 ヨガに群がるこの有象無象をただ笑ってばかりいられ ないのである。以前この日記でも書いたが、 「****はキャッチボール」というフレーズ を登録して、所有権を主張しているコンサルタントが いるらしい。そのまま書くと訴訟されそうなので 書かないが、そういう、日常会話に出てきそうな 何の変哲もないフレーズまで登録で押さえてしまっては 知が飛翔しないと思うのだがどうだろう。
当然のことだが、ヨガの行者からは「ヨガのポーズ などは万人が共有できるものなんだから、著作権 などないはず」という声が上がっていて、あったりまえ だと思う。この、「あったりまえ」が通用しなくなった 世界って、どこかおかしくなくね?(と、若者ぶった ものの言い方をする(笑))
*参考 WEDGE、2007年7月号(VOL.19 NO.7)p.33
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