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椰子の実日記【JOYWOW】
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2003年06月11日(水)


ブラジルが面白い

米通商代表部ぜーリック代表がブラジルにFTAAへのお誘い
をするためブラジル入りしたが、ルラ大統領は無視した。
FTAAというのは簡単にいえば、米国の属国となり、グローバリズム
という名のアメリカリズム傘下に入りなさい、ということ
である。マクドナルドやナイキの商品をがんがん買え、
自国は下請け工場でも提供せよ、という意味だ。
まさか自分が無視されようとは思わなかったぜーリック君は
「ぼくたちと組まないなら、ブラジルは南極にしか商品を
売ることができないからな。あっかんべーっだ」と怒った。
ルラ大統領は「アホか。米国の勝手にはさせん。しかも
ブッシュが来るならともかく、下っ端が来て、ナニ生意気
言うとんねん」と、ほうっておいた。

サンパウロの目抜き通りには、ヒトラーになぞらえた
ブッシュの写真があちこちに貼られている。
大拍手である。

「グローバリズム」その実はアメリカニズムの無反省な
蔓延はまるで疫病のごとく人間を蝕む。新しい経済モデル
を、ブラジルには是非、構築してもらいたいと思う。
でも、ブラジル人はしたたかだ。次のようなユーモアを
言って、煙に巻く。

「傲慢なアメリカ人よ、国に帰れ。でも帰るときは私も
連れて行ってくれ」

(朝日新聞2003年6月11日 13版国際面記事を引用しました)

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW