虹色過多想い

2007年08月20日(月)　帽子の数が増え続けますように

恋人と久しぶりのショッピングデート。

毎年、何でもない日に帽子を買ってくれる恋人は、去年から「白いのを買ってあげたい。白いのを買ってあげたい」と言っている恋人のご希望通り、白にピンクと水色の斜めストライプの帽子を買ってくれた。

これで恋人にプレゼントされた帽子は３つ目。
こうして来年も再来年も、あたしの持つ帽子は増えていくのかなぁ・・・。

何が怖いかっていうと、今目の前にいる恋人を失うことが、あたしは一番怖くって、何度も「愛してる」「一生そばにいて」「離れたくない」と言ってしまう。

あたしの精神状態が錯乱してる時は「別れる」って喚き散らすくせにね。
本当にあたしって勝手だな。

今あるものが、３年間重ねてきたものが、未来になくなるのはやっぱり怖い。

変わらないものなんて何ひとつないって知っているけれど、それでも続いて欲しい。
永遠なんてないと知っているけれど、永遠に限りなく近いものが欲しい。

歩き疲れて、大通公園のベンチでふたりでくたーってしてたら、恋人が突然「落ち着くなぁ」って呟いた。

久しぶりに恋人に「落ち着くなぁ」って言われた。
３年前、あたしが片想いしてた頃はよく、「お前といると、癒される」って言葉をもらってたんだけど、いざつきあうようになると、あたしの情緒不安定さで恋人を振り回してばかりいた。

だから今日の「落ち着くなぁ」って言葉はすっごく嬉しかったな。

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