ノート

2005年12月02日(金) 印象に残ったことばたち-2005下半期-

負けた学校の気持ちは痛いほど分かる。
みんなの気持ちをしょっているから僕らは負けません

4点ビハインドから大逆転、初甲子園切符の清峰・大石剛志

甲子園には魔物がいるって言うじゃないですか。
でも僕達は天国みたい

鳴門工戦、7回に5点差をひっくり返した駒大苫小牧・五十嵐大

(駒大苫小牧の選手は)みんな一生懸命だった・・・
準決勝で5打数3三振に抑え込まれた大阪桐蔭・平田良介

自分じゃないと思った
甲子園での2打席連続HRから2ヵ月後にこう語った関西・船引俊秀

僕たちは監督が大好きなんです。練習は厳しいけど
すべてに真剣で一生懸命な
日本一の監督と一緒に甲子園に行きたいです

東海大会行きを決め、坪内一哲監督に対して富士宮西・西川吉樹

悪夢のような一日でした
延長12回、サヨナラHRを浴び先敗した東洋大・大場翔太

娘を嫁に出すような気持ちだよね
監督就任22年目で3人の選手がドラフト指名された創価大・岸雅司監督

下半期は球児ばかりです。
不祥事に揺らいだ今年の高校野球。
9月中旬頃、生まれて初めて「もう甲子園なんてやらなくていい」と
思いました。どうにもできないのに、何とかしてあげたいという
気持ちが先走り、毎日誰かに話を聞いてもらっていました。
そんなとき、上から5つ目の言葉に出会って救われました。

最後に五十嵐くんです。
この二年間、ハキハキたっくさんのことを聞きました。
いつも笑って「こんにちわ!」と言ってくれる五十嵐くんでしたが
1月に行くと、ちょうど病院から帰ってきたところに遭遇し
作り笑いで「大丈夫です」。
5月に行っても完治せずにジャージ姿でボールボーイ。
 でも、8月には昨年見せてくれた満面の笑み。
甲子園のネット裏後方にいても聞こえる、ちょっと甲高い声。
常に黒いアンダーシャツを着ていた。
もうチームにいないことを考えると、正直さみしいけど
彼のおかげで最高の二年間を送ることができた。ありがとう!


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