お決まりの２番打者です。
甲子園大会、優勝・準優勝チームの２番を分析。
カッコ内はチーム打率。
名電・柴田亮輔 .421(.317)
神村・馬沢優也 .238(.264)※1
駒苫・五十嵐大 .214(.335)※2
外大西・林 一茂 .238(.340)
※1馬沢が３試合、作増上知が２試合
※2五十嵐が３試合、辻寛人、岡山翔太が１試合
今年はチーム打率を上回ったのが柴田だけでした。
しかし、春の名電は７番の花山貴志が２番的な役割をこなしてました。
柴田はバッティングセンスも良い選手。攻撃型２番でした。
夏の五十嵐と林はチーム打率からは１割も
低い打率になりました。
五十嵐は７犠打を記録、大阪桐蔭戦、決勝戦では
決勝打につなぐ犠打を記録しています。
「バントには自信がある」という本人の言葉通り
仕事をこなせる典型的な２番でした。
林は２年生で２回戦からスタメンに起用され始めました。
犠打数も少ないのですが、この選手の魅力は足でした。
５０ｍ６秒１、樟南戦ではノーサインで三盗と本盗を成功。
また、足の速さを警戒してか相手野手のミス(エラー、内安)による
出塁が４打席あるなど、三原新二郎監督の機動力采配には
欠かせない選手だったことが十分伝わる選手でした。
| 