短期決戦においてカギは２番バッターという
モットーは変わっていません。
よくよく考えれば、本来繋ぎ役に徹するべき
２番が高打率をマークすれば打線も繋がるのは当たり前。
そんなことはわかっていながら
今年もセンバツ雑誌を見ながら２番をチェックしている。
どうやら１番よりも俊足を持ってきている
チームが多いようだ。
が、ほとんどのチームが２番セカンド･･･
２番捕手という珍しい選手が３人ばかりいたので
彼らに注目していきたいと思った。
昨年の甲子園大会、優勝・準優勝チームの２番を分析。
※()内はチーム打率
広陵・片山小次郎 .579(.366)
横浜・玉城 秀一 .333(.291)
常総・泉田 正仁 .458(.299)
東北・宮田 泰成 .286(.292)
このうち優勝した片山と泉田はチーム一の打率です。
特に片山は１番の上本とともにずば抜けた数字を残しました。
宮田以外はチーム打率以上の打率をマークしました。
しかし、宮田は東北準優勝のキーマンでした。
バイトの関係で、東北の試合を見る機会が多かったのですが
私の理想とする２番に近い選手でした。
延長１１回の平安戦では先頭打者として
きっちりと出塁。そのままサヨナラランナーとなりました。
また１点勝負の光星戦。同点でむかえた８回に
これも先頭として出塁。犠打で２塁へ進塁すると
すかさず３盗を決め、犠飛で逆転のホームを踏みました。
守っても遊撃手として６試合無失策。
決勝ではけん制死、盗塁死などらしくない場面が出て
残念でした。
でもセンバツまで遡ると、苦戦した浜名戦で
先制打を放つなど、やはり窮地でチームを救っていた。
彼は慶大で野球を続けるので、今後も楽しみです。
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