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2002年01月02日(水) 箱根レポ-往路-

第78回箱根駅伝・往路優勝は逆転で神大です!!
いや〜地元が優勝ってやっぱり嬉しいかも☆
襷が渡される毎に,首位も入れ替わったシーソーゲームな戦いぶり。
2区では長距離界のエース徳本(法)がまさかのリタイヤ。
自らはコーチから逃れようとしますが
3区からは黄色い襷になってしまいました。
去年の東海大を思い出します。

3区で首位にたったのは早稲田でした。
古豪復活を合言葉に望んだ今大会。
そのまま4区も終盤までトップをキープしていましたが
出ました,駒大のキーマン・松下。
エントリー発表では補欠登録,
当日どこに持ってくるのだろう思っていれば4区。
ジリジリと差をつめて,上板橋中継点付近で早稲田の新井をとらえます。
エースを欠いた昨年の覇者・順大は8位。

そしてここから箱根の山を登る往路最終ランナーへ。
駒大は1年生の田中。
未知の力に賭けました,これが吉と出るか凶と出るか。
追う早稲田は五十嵐。上手なペース配分で田中に迫ります。
しかし,ここで3位の神大・吉村があがってきます。
2年生ながら神大のエースである彼は
まず芦の湯中継点で早稲田をとらえ
田中の背中も見えてきました。

ここで私が注目してほしいと思ったのが順大です。
8位で襷を受け取った野口が4位まで浮上し
驚異的な追い上げを見せました。
逆に山登りに抜擢された山梨学院大のカリウキは
本来の力を発揮できず。
また昨年,この区で区間賞だった中大の藤原も
序盤はペースが上がりません。

さて,首位を走る田中(駒)ですが,下りにさしかかったところで
吉村(神)に抜かれます。
しかし,田中も意地を見せ熾烈な首位争いに。
吉村は何度も田中に振り返り,
自分との差がなかなか縮まらないことを確認。
一気にスパートをかけます。
そのまま逃げ切り神大が往路優勝!

4位を走っていた野口(順)が早稲田をも抜き3位に入りました。
結局,彼は箱根の山で5人抜き。。新記録です。

上位4チーム,それほど大きな差はありません。
往路の敵は“風”にありました。物凄い風で沿道の応援する旗が
よく飛ばされていました。松下(駒),吉村(神)の両選手も
「風が凄くて」と同じことを言っていました。


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